バ先の出会い ページ16
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『ひぃ…』
「おら!!さっさ金出せや!」
『もってないです…』
「よく言うぜそんなブランドもんのバッグぶら下げてよォ」
『偽物です…』
「…んなことはどうでもいいんだよとりあえず金出せや」
バイトの依頼で横浜へ駆り出していると速攻へんな輩に絡まれた
見栄張るために偽物ブランドもののバッグなんて買わなきゃよかったまじで最悪
最初声かけられてナンパかなぁ?と思って
やめてください!体目当てなんでしょ!?
と言ったら 馬鹿かてめぇ と言われた
こんななりふり構わず女抱いてそうな奴でさえも
私は性的対象にならないらしい
私はどこで女という道を間違えたのだろうか
「ちっ。ここじゃ目立つ、着いてこいや」
『えっちょ、私依頼が』
「るせぇ黙ってついてこッ」
パシっと腕を掴まれ
いった、何こいつ力強
とか思っていると 私に喋りかけているだろう目の前の人が 急に倒れた
何何?何が起きた?と ふと前を見るとそのチンピラの後頭部を後ろから思っきし殴ったであろう
左馬刻様が居た
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「ちょっと左馬刻勝手にいなくならないで下さいと何度も………って、」
『ども』
「は…?え、なんですかコイツ死んでます?」
「Aに絡んでたチンピラだよ。後始末頼んだ」
「はっ!?お前ちょ、」
『入間さん聞いてよ。私ナンパされちゃったみたいなんだよね』
「…はぁ?貴方がナンパ?そんな物好きもいるんですね」
『なかなか腹立つ事言うよね』
「というか、左馬刻にちゃんと礼言っといた方がいいんじゃないんですか?」
『ンーーーなんか小っ恥ずかしい』
「っっはぁ〜〜〜餓鬼かよ早くいってこいしょっぴくぞ」
『秒で行ってきます』
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『あ、いた』
「あ?んだお前」
『入間さんに礼言ってこいっていわれた』
「言われなかったらしねえのか?」
『いやそんなことは。』
「で?んだよ」
『ありがとう…ございました』
「ハァ‥、これからは気ぃつけろ」
そう言って私の頭をクシャッと撫でた
はっずーーー!!!何これ羞恥プレイですかー!?
って叫びたくなるほど恥ずかしい
てか予想外過ぎて鳥肌ヤバいんだけど私。
『左馬刻ってそういう事するんだね爆笑なんだけど』
と余計な一言を照れ隠しで伝えたら強烈なデコピン喰らいました。
言わなきゃよかった
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星がほしい…(爆死)
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作者名:桜花 | 作成日時:2019年2月17日 18時