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「此処が(人1)の部屋ね」
二階に移動した時に、長い廊下の突き当たりにある部屋に案内されて、其処が私の部屋と告げられた
そしてなにより、いきなり呼び捨てで呼ばれたことに驚いている
下の名前を呼ばれた思い出は、あんまりないから。
その部屋には至って普通の勉強机と
シングルベッドがある
「後で荷物持ってきなよ、手伝うからさ」
「ありがとうございます、中島さん」
そう言うと、何故か中島さんは固まって
こちらを見詰めている
「呼び方と敬語。 戻ってるよ？」
悪戯っぽく笑いながらそう言った彼
そして、あっ と敬語と呼び方が戻っていた事に気づいた
やっぱり、年上の人にタメ口で話すのは慣れない
「あ、そうそう。これ見といて？」
健人くんは部屋にある勉強机に置いてあった
何かファイルに入れられた者を私に渡した
「これは？」
「それね、俺ら1人1人の資料なんだ。家族構成とかいろいろ？」
「今日から此処に一緒に住むわけだし、一応俺らのことは把握しといてほしいからさ」
受け取った資料をファイルから取り出して
少しだけ見てみる
そこには1人1人の顔写真と生年月日や名前
個人情報といえるものが詰まっていた
これを私が見ていいものなのか、
特に、佐藤さんの資料を見るのは何となく見る気が引けた
「あ、ありがとう」
ぎこちない ありがとう だった
それなのに、健人くんはそんな私に微笑んだ
「俺の部屋隣だから。なんかあったらいつでもおいで？」
そう言ってひらひら手を振って部屋を出て行った
この施設に来て健人くんのような素敵な人に出逢えて嬉しい反面、いつかまた一人になってしまうんじゃないかって言う不安もある
幸せな時間は長く続かない。
それは分かってるけど、
私はもう充分辛い思いをしたと思う、
そんなこと自分で言ったら、おばさん怒るかな。
なんて。
.
作品始まったばかりですが、お気に入りが増えていて凄く嬉しいです。
本当にありがとうございます。
この調子で頑張ります。
評価まだの方お願いします。
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みわ - 十一行目、トレイじゃなくてトイレじゃないですか？ 間違ってたらすみません。 (2017年11月8日 23時) (
レス) id: 96a2f8cf6a (このIDを非表示/違反報告)
ゆいちゃん(プロフ) - おはぎは世界を救うさん» コメントありがとうございます！はい！待っててくださいね！ (2017年1月7日 13時) (レス) id: 777f2b6f0d (このIDを非表示/違反報告)
おはぎは世界を救う(プロフ) - 大量更新待ってます！！！ (2017年1月7日 13時) (レス) id: 86427fc120 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいちゃん(プロフ) - 山平涼耀さん» いやいや全然！コメント嬉しい限りでございます！そうですねー、近づくと見せかけてからのーって感じです（笑）ありがとうございます！更新頑張りますね！いやいや是非是非コメントお待ちしております！ (2017年1月7日 13時) (レス) id: 777f2b6f0d (このIDを非表示/違反報告)
山平涼耀(プロフ) - 度々ごめんなさい汗 いや〜勝利ｸﾝにちょっと近づいた!!って感じてその感動を誰かに話したくて、作者さんに伝えました(笑) 更新待ってます！！何度も何度もすみません。 (2017年1月4日 15時) (レス) id: 5c20d6215c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆいちゃん x他1人 | 作成日時：2016年12月5日 23時
