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「さ！(人1)ちゃんもお風呂入ってきなよ」
ご飯を食べ終えて、まだ少し
目が晴れ気味の私に
聡ちゃんが声をかけてくれた
「うん、そうする。ありがとうね」
はーいって言ってにっこり笑ってから
聡ちゃんは持っていた雑誌に視線を戻した
やっぱり、聡ちゃんの笑顔は
癒される･･･
将来、聡ちゃんと結婚する人は
絶対幸せ者だ。
優しくて、恰好良いんだもん。
そんなことを思いながら、
下着とパジャマを持って
風呂場へと向かった
.
「あー、気持ちい」
この施設、結構お風呂が広い
4人ぐらいでも余裕ありありで入れるくらい
湯船に浸かりながら、
足をバタバタさせる
思い切り足を伸ばせるから
凄い楽だなー、
なんて呑気な事を考えてたから、
忘れてた
鍵をかけてなかったことを
この施設には一応男の子しかいないことを
ドタドタと聞こえてきた足音
脱衣所から聞こえる音
ちょっと待って、
ちょっと待って、
ガラッと荒々しく空いた風呂場のドア
「･･･なんで」
瞬時に目を瞑った
ドアの方から聞こえてくる声に
誰かなんてすぐ分かった
こんな気怠そうに、冷たい口調は
もう、佐藤くんしかいないことを。
目を恐る恐る開けると、
佐藤くんは腰にタオルをまいて
上半身裸でこちらを向いていて･･･
「え、え、なん、で」
焦る私、
佐藤くんただ、細いだけだと思っていたけど
しっかり腹筋も付いていて
男の人らしい身体で
って、私は何を考えてるの
いつから変態になったんだろう、
待って、何この状況
お互い固まったまた動かない
いや、動けない
私もタオルを巻いているから見られていないけど
物凄く顔が熱い
.
「そんなに人の身体ジロジロ見ないでくれる？」
「変態女」
.
そう言ってガチャと荒々しく音を立てて
風呂場のドアが閉まり、佐藤くんは姿を消した
トイレの時と一緒、
何この感じ
さいっあく･･･
ましてや、お風呂でばったりだなんて
もう、私やっていけない
今回こそやっていけない
佐藤くんは顔色一つ変えずに
言い放って出ていったし、
完全に、変態だと思われた
いや、今回は私が除いたんじゃないし、
でも、鍵をかけてなかった私が悪いの？
目の前がくらっとして
意識を手放しそうになる
もう、お風呂で溶けて
このまま消えてなくなりたい
.
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みわ - 十一行目、トレイじゃなくてトイレじゃないですか？ 間違ってたらすみません。 (2017年11月8日 23時) (
レス) id: 96a2f8cf6a (このIDを非表示/違反報告)
ゆいちゃん(プロフ) - おはぎは世界を救うさん» コメントありがとうございます！はい！待っててくださいね！ (2017年1月7日 13時) (レス) id: 777f2b6f0d (このIDを非表示/違反報告)
おはぎは世界を救う(プロフ) - 大量更新待ってます！！！ (2017年1月7日 13時) (レス) id: 86427fc120 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいちゃん(プロフ) - 山平涼耀さん» いやいや全然！コメント嬉しい限りでございます！そうですねー、近づくと見せかけてからのーって感じです（笑）ありがとうございます！更新頑張りますね！いやいや是非是非コメントお待ちしております！ (2017年1月7日 13時) (レス) id: 777f2b6f0d (このIDを非表示/違反報告)
山平涼耀(プロフ) - 度々ごめんなさい汗 いや〜勝利ｸﾝにちょっと近づいた!!って感じてその感動を誰かに話したくて、作者さんに伝えました(笑) 更新待ってます！！何度も何度もすみません。 (2017年1月4日 15時) (レス) id: 5c20d6215c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆいちゃん x他1人 | 作成日時：2016年12月5日 23時
