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和side
翔「俺達は、席…外すから…後は二人でちゃんと話して…」
智「…ぇ？」
潤「ニノ…ちゃんと自分の気持ち話してね…」
和「…ん…」
雅「…ニノが泣いてるのはリーダーのせいだから…」
智「…えっ！…俺？！」
ﾊﾞﾀﾝ………
扉が閉まり
二人きり
大野さんが俺の隣に座る
智「…ニノを泣かせてるのは……俺？」
大野さんを見つめる
智「…ごめん…最近の俺の態度…酷かったもんね…自分でもわかってるのに…嫉妬がおさえられなくて……ニノにこんな顔…させたくないのに…ごめん…」
優しく俺の涙を拭いてくれる
和「…俺ね…５人で居る事が好き…バカやって…皆で笑って…ワチャワチャしてるのが大好き…」
智「…うん」
和「…ずっと５人でいたい……」
智「…うん……」
和「…この２ヶ月…大野さんを見てきたよ…優しいし、いつもフニャッてしてるけど…しめるときは、ビシッてリーダーシップ取れて…格好いいな…好きかも…って…」
智「…ニノ…」
和「…俺はさ、【嵐】ってグループが大好き過ぎて気づいてなかっただけなのかもしれない…本当は…ずっと好きだったのかも知れない…大野さんにキスされた時…ビックリしたけど…嫌じゃなかった……それが答えなのかも…って…思った…」
智「…ニノ」
大野さんの手が優しく俺の頬を撫でる
和「…でも…最近の大野さん…俺が他のメンバーと、ちょっと話すだけで、怖い顔…コンサートでふざけてても…笑ってない…これじゃ…大野さんと付き合ったら…俺達の【嵐】は壊れちゃう…」
涙が零れる
智「…ごめん…ごめんね…」
ギュッて大野さんが俺を抱き締める
智「…ニノの１番だってわかってれば…心に余裕もできると思う……けど…返事待ちの状態じゃ…不安で不安で……嫉妬が先にきちゃって……俺の気持ち…皆知ってるのに…俺の前でニノとイチャイチャしやがって…って…一人でネガティブになってた……ニノに対しても…俺の気持ち…知ってるよね？って…」
和「…ヤキモチ？」
智「…そう…ヤキモチ……ちっさい男だろ…俺？(苦笑)……でも…それだけニノの事が好きって事…」
和「…そんな事言ったら…俺だって…不安だったよ…」
智「…え？」
和「…急に…おとなしくなったじゃん…俺の事…あんまり見なくなったあたりから…」
智「…それは…ニノに嫌われたくないから…ニノの嫌がる事…しないように気をつけてただけだし…」
和「…コンサートの時…潤君とイチャイチャしてた…」
ギュッ！
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作者名：arashiwistomo | 作成日時：2019年4月6日 20時
