34 ページ34
智side
振られる覚悟はできてたよ…
でもさ…いざとなると
往生際が悪いもんで…
足掻きたくなる…
だって…ニノの華奢な体を抱き締めちゃったから
ニノの唇の柔らかさを知ってしまったから
誰にも…渡したくない
離したくないと…思った
ニノの隣には俺しか立てないって…
思いたい…
俺にしては頑張ったよ(笑)
どうにかこうにか
ニノを丸め込んで
きちんとした返事は２ヶ月後にもらうって事に…
智「ニノ…まだ本調子じゃないんだから…ちょっと寝たら(*´-`)」
和「でも…」
智「大丈夫だよ♪片付け終わったら帰るから♪…あ〜…その前に買い物行きたいからさ…鍵貸して？」
和「…ん………」
智「…ありがとう(*´-`)よしっ！片付けしちゃいますか♪」
立ち尽くしてるニノに
智「ほらほら♪体冷えちゃいうよ(T.T)ちゃんと横になっててね♪」
そう言えば
和「…じゃあ…ちょっと横にならせてもらうね」
ニノが寝室に消えて行った
後片付けを終わらせ
近くのスーパーに散歩がてら出かける
ニノが一緒なら
きっと、もっと楽しかっただろうな〜(#^.^#)
なんて考えながら、スーパーで買い物を済ませ
ニノの部屋に戻る
買ってきたものを冷蔵庫と冷凍庫にしまい
智「…よし♪これだけあれば…暫くは生きていけるだろう(笑)」
寝室に行き
智「…ニノ…ニノ…」
ニノを起こす
和「…ん？」
智「…そろそろ帰るね♪」
和「…いろいろ、ありがとね…」
智「買い物してきたから、ちゃんと飯食えよ？焼肉のたれ買ってきたから…野菜と肉炒めてかけるだけで、野菜炒め完成だから♪それくらいできるだろ？」
和「…ﾌﾌｯ♪…できるよ(笑)」
智「(*´σｰ｀)ｴﾍﾍ…♪明日は、元気なニノでな？」
和「…ん…本当にありがとう♪」
智「…ニノ…これから２ヶ月…俺の事…ちゃんと考えてね…」
和「…うん…」
智「…俺は、ニノが好き…すげぇ〜好き……大好きだ」
ギュッてニノの体を抱き締めて
智「…じゃあ…明日ね……ゆっくり休んで♪」
玄関まで来ようとしたニノに
智「オートロックでしょ？……いいよここで♪無理させたくないから♪」
じゃあって軽く手をあげて
ニノの部屋を後にした
帰宅途中の電車の中
さっきの俺……かっこ良かったよな？
俺にしては良くできたっ！
きっとニノも…ちょっとはキュンッてしたはず…
自然と頬が緩む…
家に着くと翔君、松潤、相葉ちゃんにメールする
ニノが元気になった事…
それから
ニノに告白した事…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 6人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：arashiwistomo | 作成日時：2019年4月6日 20時
