16 ページ16
智side
ニノの手をそっと布団の中に仕舞い
松潤と翔君の待つリビングに行く
テレビをつけて
潤「これ…」
松潤から受け取ったディスクをデッキにセット
始まったのはトーク番組
映し出されたニノ…
『何度誘っても断られるんです…』
『他のメンバーとは行くの？』
『はい…行ってるみたいですね…』
『それってさ…わかるじゃん』
『えっ？』
『嫌われてるんだよ(笑)』
『…そっか〜……』
嫌ってないよ…
何でそんな事言うんだよ…この司会者…
『嫌われてるんだよ』って言われた時のニノ
一瞬だけど…凄く悲しそうな顔をした
俺が断る度に見せる顔
ごめん…ニノ…
翔「智君…どうする？」
智「…明日…誤解だって話すよ…」
潤「自分の気持ちも？」
智「…それは…まだ……言えないかも知れないけど…でも、俺がニノを嫌ってるって思われたままは……イヤだ…」
潤「ﾌﾌｯ…ヘタレ♪(笑)」
翔「でも、さっきのニノ…可愛いかったね♪智君とも普通に話してたし(*´∀｀)」
智「…あれは酔ってたからでしょ(笑)最近、全然話してなかったし…目さえ合わせてくんないもん…(T.T)」
潤「知ってる？…番組宛に『大宮』が最近イチャイチャしてない…もっと『大宮』が見たいって要望が凄い来てるらしいよ(笑)」
智「…そうなの？」
翔「コンビの中では、ダントツ『大宮』が人気あるからね(笑)早く誤解解いてさ…いつもの『大宮』…見せてあげないとね♪ファンの為にも頑張ってよ〜(*´-`)」
智「…そっか…♪わかった…頑張るよ」
潤「……腹減ったな…」
松潤がおもむろに呟く
時間を見れば21時
翔「マジで…腹減ったゎ〜……安心したら気が緩んだ(笑)」
智「…有り難うね…二人とも……」
潤「お礼は飯で返して〜♪」
翔「俺もそれでいいや(笑)」
智「ﾌﾌｯ…何食べたい？…デリバリーなら、まだピザとか頼めるよ」
翔「じゃあ、ピザでいいよ♪」
潤「そうだね♪ピザにしよう(’-’*)♪」
智「了解♪」
俺の為に尽力してくれた
素敵な仲間に感謝を込めて…
ピザを注文♪
３人でピザを食べて
寝室に来客用の布団を敷き
ベッドで眠るニノに『おやすみ』って声をかけ
３人で布団に雑魚寝する
松潤と翔君の寝息が直ぐに聞こえてくる(笑)
翔君は、ニュースキャスターをするようになってから、毎日新聞を読んで、情報収集…
それに加えて、コンサートにドラマに映画…
松潤も、ドラマにコンサートの監修
毎日クタクタなのに、俺の為にありがとね…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 6人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：arashiwistomo | 作成日時：2019年4月6日 20時
