第九十四話 ページ46
「みんな…」
ルフィ「そんな訳だ。お前はトラ男にとって必要な存在なんだろ？そばに居てやれ！俺たちは離れていてもずっと仲間だ！」
「…うん、ありがとう…！」
本心は行きたい気持ちがあったのがとっくのとうにバレていた…きっと、皆はそれを分かって賛成と言ってくれたんだろうな。
ルフィ達の眩しすぎる笑顔に、私は感謝と涙が止まらなかった。こんなわがままに付き合ってくれる皆は、本当にお人好しで最高の仲間だと思う。
ロー「……麦わら屋、感謝する」
ルフィ「あぁ！俺の仲間傷付けたら許さねェぞ？」
ロー「もちろんだ」
ルフィ「ついでだから宝も持っていけよ！！」
ナミ「そうね！私達からのお祝いってことで♪」
ロー「…ありがとう」
ゾロ「珍しいな、トラ男が素直に感謝するなんて」
サンジ「それほど嬉しいんだろォよ」
ロー「行くぞ」
「は、はい…！」
ベポ「キャプテェン…置いていかないでぇ〜！！」
ベポと私を連れて船に戻ろうとする
でもやっぱり唐突のお別れには寂しさが付いてきて、私は涙ぐんでしまった
ルフィ「Aーーーー！！！！」
「！なにぃ！？」
ニッとルフィが笑う
ルフィ「また会おうなーーー！！！一緒に肉食おうぜーーー！！！」
ナミ「会ったら恋バナしましょうねー！」
サンジ「嫌になったら俺に乗り換えろよーー！！」
みんなが手を振って送ってくれた
さようならじゃなくて、また会おうって言ってくれて
「っ〜…！みんな！！ありがとう！！大好きだよーー！！」
その瞬間、ピースフルの上空に変化が起きた
ロー「なんだ？急に空が……」
さっきまで澱んでいた空が、綺麗な青空になっていく
爽やかな風が吹き付けてきて、それと共に封筒に入った手紙が飛んできた
「…？」
拾い上げて見てみると、そこにはピースフルの記録が書かれていた
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平和と友好の島 ピースフル
昔、この島はとても平和で静かな街だった
大樹様を祀り、皆が手を取り合い暮らし、人との繋がりを大切にしてきた島であった
ある日、とある大富豪がこの島にやってきた
金をひけらかし、島民の心を奪った
金に目をくらませてしまった島民たちは、大富豪から貰った金を目当てに争いを始めてしまった
その争いをみて、大富豪は大きな声で笑った
「やれ、もっと！俺の為に争え！」と
それに怒りを覚えた大樹様が、毒の花粉を撒くようになった
その野心が、独占欲が、この島を穢してしまうと
その花粉を吸った人々は、みるみるうちに野心を無くしてしまった
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( ???)(プロフ) - さやだよぉぉぉぉさん» コメントありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいです！サンジとロー様ほんとかっこいいですよね！大好きです…！何度も読み返して頂けるなんて嬉しい限りです！！感謝の気持ちでいっぱいです！ (2022年9月30日 0時) (
レス) id: 53ae6225ed (このIDを非表示/違反報告)
さやだよぉぉぉぉ - ものすごくおもしろいと思います!!サンジとローが推しでして…私はめっちゃ嬉しいです!!何度でも読み返します!! (2022年9月29日 22時) (レス) @page50 id: 0a3e9ffe82 (このIDを非表示/違反報告)
( ???)(プロフ) - ゆちゃぷさん» ゆちゃぷさんコメントありがとうございます！完全に殴り書きでしたが…！そんなに褒めていただけると書ききった甲斐があります(土下座)また何か妄想が浮かび上がったら書きたいと思いますのでよろしくお願いします！！！ (2022年9月22日 19時) (レス) id: 53ae6225ed (このIDを非表示/違反報告)
ゆちゃぷ(プロフ) - すごく面白かったです！更新のペースも早くて、毎日楽しみにしちゃってました！最終話ってなると名残惜しいですが、話もごちゃごちゃしてなくて読みやすくて何よりほんとに面白かったです。 (2022年9月22日 18時) (レス) @page50 id: 724eb0f2d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：(´・ω・｀) | 作成日時：2022年9月14日 9時
