今日:6 hit、昨日:0 hit、合計:26,632 hit
小｜中｜大
１１９ ページ19
あまりの衝撃でぼんやりしていたようで、おじさんが
「A？」
と声をかけてくれてやっと気がついた。
その時には、広場にはまばらに人がいて、
ブラストのみんなはいなかった。
出立したんだ。
私、見送りもできなかった。
彼に伝えたいことがあったのに。。。。
彼？？
伝えたいこと？？？
自分の中から出てきた思いに自分で驚いてしまった。
何を伝えたかったんだろう。
ふわふわとした気持ちでおじさんに別れを告げて家に帰った。
家に帰ると、水玉だけじゃなくて花ちゃん達もいた。
『和也さんと行かなかったの？』
と問いかけると、ニコニコ笑いながら頷く。
風と一緒にフルールさんの声が聞こえた。
「この子達はあなたが大好きなの。
あなたの植物を大切に育てる気持ちが心地よくて
この子達の力がみなぎるの。
戦闘はできない、優しい子達。
あなたのそばに居させてあげて。」
私は小さくうなづいた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 181人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：咲良もち
| 作成日時：2019年2月8日 16時
