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白髪81 ページ13

「レインちゃん久しぶりー」

「近界民の侵攻以来だねー」


ボーダー本部に天羽とレインは来ていた

本部に来るのは久しぶりで大規模侵攻以来だ


今話し掛けて来ているのはオペレーター達

この間の大規模侵攻はS級隊員になって以来初めての仕事と共に彼女の正体がボーダー隊員達に知らされる事となった


だからこうやって話し掛けてくれるオペレーター達やボーダー隊員達が増えたのである


「レインちゃん本当に人気者ね」

「最近ウチでも話題になってるよ」


きゃあきゃあと騒ぐ中、少女は顔を赤らめ少し恥ずかしそうにモジモジしていた


『あの、そんな事・・・・・』

「もしかして、照れてる?」

「可愛いとこあんじゃねーか」


影浦隊のオペレーター仁礼 光が少女の頭を撫でる


「・・・・・.」


そんな少女達の様子を天羽はつまらなそうに見つめていた


『これから個人ランク戦しに行きたいんですけど』少女がそう言えばオペレーター達は名残惜しそうにしながらも二人を見送った


「レイン、行こう 」


天羽は少女の手を掴むと足早に歩き出した


「礼儀正しい子ね」


後ろ姿を見ながら月見がそう言う

仁礼は口を「3の口」にするとブーブーと愚痴を漏らした


「いいなぁあいつら、絶対リア充だよ」


そんな仁礼の言葉を知らない少女は天羽と楽しそうに話をしながらランク戦のロビーへと向かっていた




.





.





.




ランク戦のロビーに着いた少女は先程のオペレーター達と同じようにやはり一人のボーダー隊員に絡まれていた


「おめーが"レイン"か!?」


ボサボサとした黒髪

顎に掛かったマスク


『ひっ・・・・・!?』


あまりの恐ろしさに少女は天羽の後ろに隠れた

瞳から涙が零れる


そんな怯えた少女の様子に影浦は罰が悪そうに頭を掻いた


「あーあー、悪かったな」


どかりと近くのソファーに腰を下ろした影浦

「座れ」と言われ少女達も腰を下ろした


意外といい人そうだ、少女は何回も瞬きをし影浦を見つめる

ザワザワと周りが騒がしい


聞こえる限りだと悪い話ばかりだ

そんな話を気にするわけでも無く、影浦はいった


「俺の隊の仁礼がおめーの事ばっか話してくんだよ」


仁礼と言われ、少女は先程の明るい髪色の少女を思い出した


『ニレさんが、私の話を・・・・・』


少女は小さく呟いた

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シア - 最新待ってます‼︎ (8月26日 23時) (レス) id: e4da277671 (このIDを非表示/違反報告)
雄飛~Yuhi~ - 更新していただきたいのです!!お願いします!! (2018年12月26日 22時) (レス) id: 17482f2c04 (このIDを非表示/違反報告)
羽鳴 - 更新、待ってます。忙しいとは思いますが、頑張ってください。期待してます。 (2017年10月11日 17時) (レス) id: 8f8b055d27 (このIDを非表示/違反報告)
RAIN@元アラジンlove(プロフ) - 雲雀さん» コメントありがとうございます。時間が掛かると思いますが宜しくお願いします。 (2017年2月8日 8時) (レス) id: 5aca2d49f2 (このIDを非表示/違反報告)
雲雀 - 更新待ってます。 (2017年2月7日 23時) (レス) id: a8f449b6ec (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:RAIN@元アラジンlove | 作成日時:2016年10月30日 19時

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