マリオネットドール【あんスタ】 (ページ9)

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私物ページ9

？？？side

私は普通の普通の女の子、だった。
ある日おつかいを頼まれた帰り、森に※入るな危険と書いてあり、つい入ってしまった。
綺麗なお城が目の前にたたずんで見とれていた。

「ねぇ、痛くないからね？」

急に話しかけられて後ろを振り向くとそこにはそっくりな"双子"の男の子達がいたんだ。

「僕らと一緒に遊びましょ？」

少しだけ、ならいいかな。そう思ったこと、今私は後悔している。
そして私は出られなくなった。
あの部屋に閉じ込められた。外に出たい。

逃げても隠れてもお仕置きは痛いから。

お母さんお父さん。怖いよ………。
今日も彼らは私を狙う。

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
「「「あの森にいく!?!?!?」」」

宗はあそこの主の双子とよく知り合っていた。宗がいるから襲われることもない。
彼らにはルールがあった。
・ひとのものはとらない
・ひとのものはこわさない
彼らにとって人の人形はその人のものだからだ。

宗「それからあんずとみかは来ないでくれ」

宙とAとなずなで行くと言う。
彼らは人間を見ると人形にしたがる。たとえほかの人の物でも人形じゃなければ奪い取ると言う。
自分の家族も殺したのだから。
だから、彼らはあの森に封印されているんだ。

あんず「わかりました」
みか「気をつけてな？」

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

甘いバラの匂いが漂う森はどこか不気味。
大きなお城が目の前に佇む。

ギィーーー-----…………

「「いらっしゃい宗さん♪」」

ニヤリと笑う双子がいた。