マリオネットドール【あんスタ】 (ページ3)

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抱逃ページ3

Aside

英知「Aもういくの？」

くすくすと笑いながら余裕を持って私に話しかける。
これは吉か。それとも凶か。

英知「欲しいなぁ…」
宗「英知!!!」

その一言一言はズシンと私の何かを重くして、気づいたら私は足が止まっていた。
その言葉はあいつと重なって見えたから。
逃げられない、そんな気がしたからである。

なずな「っ！･････････はぁ」

ため息をする、息を整えて、そのまま＿＿

ひょいっ

A「ひゃ!?!?!?///」
なずな「(いくぞ)」

お姫様だっこだよね!?!?!?これ。
え、ま、ちょ!?!?!?窓を足で乱暴に開ける。
まさか？まって？

A「ここ3かｰｰｰｰｰｰｰ」

とんっ

A「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

あ、死んだ………

ぼフッ

その瞬間なずくんと私はなにか柔らかいものに受け止められた。目を開けるとそこには大きな車があって、布団がかけられていた。

みか「タイミングばっちし。さすがなず兄やな！」

宗さんが電話して呼んでいてくれたらしい。それを聞いたなずくんが、私を抱えて、タイミングよく降りたと言う。危うくは死んでいたものだった。

みか「いくで！捕まっとき！」

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
渉「あらら……逃げられましたね…」
宗「僕のマリオネット達を甘く見ないでもらいたい。僕はもう帰るよ。まさか君がそれほど酷い人間だとは、ね。」
英知「いやだなぁ。お話したいだけじゃないか。」

英知の言葉全部がもう宗にとっては嘘で塗り固められたように感じて、いつどんな手を使ってくるかわからない天使が少し恐ろしく感じた。
そのまま元きた車に乗り帰って言った。

英知「･････････残念だよ…変わってしまったね……"A"」