マリオネットドール【あんスタ】 (ページ18)

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人形直しページ18

宗side

出会った時最初に思ったことはひとつ。美しい、と。
顔が、とか身体がとかではない。性格がだ。
たとえどんなに毒舌でもどんな運命でも見つめて君はいた。

宗「お母さんはどうしたのかね」
？『私のお母さんは、いません』
宗「お父さんは」
？『いません』

いませんいませんいませんいませんいませんいませんいませんいませんいませんいませんいませんいませんいませんいませんいませんいませんいませんいません

･････････殺されたんだろうな。可哀想に。
この頃の社会ではどれい商人の中であるものがおおばいく流行っていた。
それは、天使の降臨。エルフの力だ。
彼女力は操れたりジャックしたりだが、それは表面。
繰り広げたらもっと可能性のあるものにできた。

でも、彼女はしなかった。自分の力でほかの人を絶対傷つけたくなかったらしい。

そんな心にひかれた。人形なのに光の灯ったその目に。

宗「･････････僕の家に……くるといい」

そんなんだから手を差し伸べたんだ。
僕は君に何があったかまだほとんど聞いていないから。
嘘の悲しみを作ったね何かあったら家族のからの、暴力と言えばいいと。家族にどんなに殴られても家族が欲しかったという彼女の願いから生まれたものだ。
そして、調べると彼女の母親は彼女を産んで死に、彼女の父親はどれい商人だった。
･････････最悪だ。

自分の娘を売った、というのは間違っていない。
彼女はこれ以上抱えたらいつか壊れる。それをわかった上で僕は君に手を差し伸べたんだ。
もしかしたらあいつたちがこの子の傷を癒してくれるかもしれない、と。
最低だな、いつも人任せだ。でも、人形の気持ちは人形の方が1番わかるだろう？

なぁ？仁兎。
そうだ。お前は確かに望んで人形になった。けど･････････けど、望んでいなくともお前はあのまま人形になっていたと思う。
お前は人形になる運命だったのかもしれないな。

さて、話を戻そうか。
仁兎と彼女は似ていた。性格はもちろん何かが似ていたんだ。だからもしかしたらお互いをたがよして、何か変えてくれるかもしれない。
僕はその手伝いしか出来ないのだよ。

＿＿＿＿レパレ・マリオネット