マリオネットドール【あんスタ】 (ページ11)

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反抗期ページ11

ひなた「いいよー！さて、今日はなんで来たんだっけ？」
宗「ふざけるのはやめたまえ」
ゆうた「すみませーん！wえっと、麻友が最近反抗期でさぁ？これ以上傷つけたくないんだよねぇ？可愛い妹を〜。」

先程血が好きと言っていたものとは思えないセリフだ。どうせ傷つけるのは何もしょうはないんだろう。

宙「さっ、き･････････」
A「え？」
ひなた「？？？」
宙「カゾクハコワレタッテイッテタナ……。コワレテナイ、ノナ？」
ゆうた「へぇ～」

面白いこと聞くね！と、腕を机につけて真剣そうな目を宙くんにむける。
面白いこと、ではないのだろうか。
私にはわからない。どの幸せがその子にとって幸せなのか。
何が幸せなのか、わかるわけが無い。

宙「･････････面白い、コト･････････？」
ゆうた「うん！だって、そんなこと聞いてきた人形初めてだもん！本当に人形なのってぐらいびっくりした！」

人形も人間も変わらないと思った。
私達人形から見たらそうなのかもしれないけれど、この人達にとって人形というものはただのものでしかないのだから。それは覚悟してたし、仕方ない。
でも改めて言われると何かが崩れていく音がした。
まるで、自分を否定されているように聞こえて。

宗「だから僕に？というわけかい？」
ひなた「うーんそれもあるけどね？外の世界に出たいとかふざけた事をほざくもんで１回現実をつきつけようかな〜って！そういうの宗とくいでしょ？」

宗さんはそんな人じゃありません。

ゆうた「あ！暇だよね〜3人とも！お人形さんさんはお人形さんと話した方がいいと思うし！」

･････････まさか

ゆうた「じゃ、案内するね？麻友の部屋に。」