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中庭を挟んだ隣の校舎。
私が所属している写真部の部室は、生徒会室の向かい側にある。
ともくん、今日も頑張ってるのかな。
そう思って、窓越しに生徒会室を覗く。
『なに……あれ…………』
自然と涙が溢れてくるのがわかった。
なんで、キスしてんの。
なんで、私が初めて高校で出来た唯一の女友達・アヤなの。
昨日の夜の�爐�姫様抱っこ�瓩呂覆鵑覆痢�
昨日の夜の「好き」はなんなの。
もしかして、両思い？なんて少しでも思った自分が嫌だ。
頭の中で色々考えちゃって、
「Aさん？！」
部長の声を無視して、当てもなく走り出した。
廊下を曲がると、人にぶつかってしまった。
『わっ！！、ごめんなさ』
「どうしたん？」
走り去ろうとした私の腕を掴んだのは、
『流星、くん……？』
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作者名：skyt | 作成日時：2018年9月22日 23時
