ヒミツの幼馴染 (ページ13)

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流星「泣いてるやん、」

『なんでもないっ』

流星「俺、心配やねん。Aちゃんのこと」

抱きしめられて、流星くんの腕の中で思いっきり泣いた。

流星「落ち着いた、？何があってん」

もういいや、って投げやりで。

ともくんのことがずっと好きだったこと。

生徒会室で友達のアヤとキスしていたこと。

全て話した。

流星「辛かったなぁ、」

『私、どうしたらいいんか、わからへん』

流星「……俺と、付き合いませんか」

『……こんな時まで冗談やめて、』

流星「俺は本気。俺はAちゃんのこと泣かせたりせぇへんから。

やから、俺の彼女になってくれませんか」

いつものチャラチャラした感じがなくて。

私を救ってくれた人でもあって。

私もヤケクソだったのかもしれない。

『……私、まだともくんのこと嫌いになれてない、』

流星「俺が神ちゃんのこと、忘れさせたる」

『それでも、流星くんはいいの？』

流星「うん、俺はAちゃんと一緒にいたい」

『…………よろしくお願いします、』

私って、サイテーだ。