中学で強豪のバスケ部でマネージャーだった彼女は、高校では強豪のバレー部でマネージャーをしています！

ボールが13個 ページ14

ー翼sideー


「お前スポドリ作るの早いな」


「何事も慣れです」



いくら中学の頃は、スポドリを作るのを他のマネに手伝ってもらっていたとはいえさすが強豪校。

一人ひとりの作る量が半端ではない。





「一年休憩終了ー！」


「はい！」


「あ、スポドリの容器は床の端に置いておいてください！こちらで回収します！」








「ありがとうございましたー！」


「「したーっ！」」



練習が終わり、部員とともに片付けをしていると鷲匠先生に呼ばれた。



「白宮！ちょっと来い｣


「はい」





「今日は来たばっかだから仕事はあまりなかったが、明日はきっちり働いてもらうぞ」


「もちろんです」


「明日は記録もつけろ。やり方は前のページを見ろ」


「了解です」







ふぅー。

寮の自分の部屋に帰ってきた私は、まっさきにベッドの上に軽くダイブした。


初日だからかあんまり疲れなかったな…。

まああれくらいでへばってたらこれから先やっていけない。

部員の数は中学の頃より少し少ないくらいだ。


よしっ、気合を入れ直して頑張ろう！





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