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カフェに着くと、心はもう席に座っていた。
心「急に予定合わせてもらってごめんね。」
「全然大丈夫。俺も聞きたいことあったし。」
心「そっか。。。。」
「2年前に、Aに脳腫瘍があったこと、心知ってた？」
心「うん。。でも、佐野くんには言わないでってAにお願いされたの。」
「俺に、、言わないでって？」
心「あの時、アリーナツアーが決まったところだったでしょ？、、、心配かけたくないって。。。」
Aらしいな。
彼氏なんだから、心配くらいさせろよな。。。
「腫瘍は、、、なくなったんだよな。。」
心「うん、腫瘍は完全になくなったよ」
「良かった、、、、」
Aの命がもう大丈夫だと聞いて、涙が溢れそうになる。
記憶なんて、ほんとはもう気にしてない。
ただ生きていてほしいだけだ。
心「でも佐野くん、Aには記憶がないんだよ？このまま一緒にいたら佐野くんが傷つくだけだよ。。。。。それを心配して、Aは佐野くんから離れていったの。。」
「いいよ。」
心「え、、？」
「傷ついてもいい。記憶が、戻らなくてもいい。」
心「佐野くん、、、」
「俺にはAしか考えられない。」
心「そっか、、じゃあ私はもう何も言わない。」
心「応援するね！Aとのこと！」
「ありがとう心。」
心「あーもう、Aが羨ましい！」
「え？笑」
心「ここまで想ってくれる人がいるなんて、幸せ者だもん。」
「俺も、ここまで想ってくれる友達がいるAが羨ましいよ。」
心「そうだね。ほんとにAは幸せ者だよ笑」
コーヒーを飲み終えると心がAの新しい連絡先を教えてくれた。
心「Aにも佐野くんの連絡先教えてあるから。」
「ありがとう。」
心「うん。Aのことよろしくね！じゃあまた！」
心が帰ってから、
俺はAに何て連絡しようか、ずっと考えていた。
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さくら(プロフ) - 美心さん» ありがとうございます(^^)ゆっくりですが更新頑張ります！！！ (2018年12月16日 19時) (
レス) id: 70bfbae1ab (このIDを非表示/違反報告)
美心(プロフ) - すごい面白いです！更新楽しみにしてますね！ (2018年12月16日 14時) (レス) id: 949ed85d02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら | 作成日時：2018年5月16日 23時
