ママっ子？ ページ13
「しょーちゃん♪」
「ぱーぱ！」
「おはよ〜♪」
いつもは、この時間いないからね。
でも、今日は仕事休んだからね。
「かざぽんがね、しょーちゃんに会いたいんだって〜。今度一緒に遊んであげようね〜。」
「あっこ〜！」
それには、わけがあって。
今は、和が一度自宅に戻ってて。
疲れたまってるだろうから、たまには家でゆっくり寝てもらおうって思って。
「ぱーぱ〜♪」
「しょーちゃん♪」
「あっこ！」
「抱っこしてるよ〜。しょーちゃん、しゅーきー！」
「あ！あ！」
「あひゃひゃ、好きだね〜。」
しゅーきー！
って言いながら、両ほほにチューするのが俺のおはこ。笑
最近はしょーちゃん、これが大好きみたい。
和がやっても、あまり喜ばないみたいで。
これは俺だけのトクベツなんだなって。
「しゅーきー！」
「ん！」
「しょーちゃん、かわいいねぇ〜♪」
親ばかどんとこい！笑
「翔く〜ん。検温だよ〜。」
「あっこ〜！」
「おー、されとけされとけ〜。」
開き直った潤は強いぞ〜？
なんたって、向かうところ敵無しなんだから。笑
「あ、や〜！」
「やなの知ってる〜。俺の仕事は翔くんをやなことをすること〜。」
元々の性格が、ドＳだしね…＾＾；
つまり、我が子は父親の苦手なドＳ潤を引き出したわけだ。笑
和が爆笑してたもん＾＾；
「っ！ぎゃあ〜！」
「はいおしまーい。」
「ぱーぱ〜！うあーん！」
「はいはい、痛かったね〜。」
「ぱーぱ…。…まーま〜！うあーん、まーま〜！」
うげっ、思い出した＾＾；
ヤバイなぁ〜…。
大丈夫かな…。
「あ、あ！まーま〜！」
「しょーちゃ〜ん、大丈夫だよ〜。パパがいるよ〜。」
「翔くん、そんなに暴れたらまた点滴外れるよ？」
「まーま、まーま〜！」
「んもぅ、しょーちゃん、パパがいるじゃーん。」
「やー、まーま〜！」
意外と和も早く戻ってくるかも。笑
でも、それまでにこの泣き虫をどうにかしないと。
「しょーちゃん、抱っこしよう。ほら〜。」
「うくっ、ぱーぱ…。」
「元気いっぱいだったね〜。」
「ぱーぱ…。」
抱っこ星人だもんね、しょーちゃん。
大丈夫、和も翔ちゃんに会いたくて早く帰ってきそうだよ
「ぱーぱ…、あっこ…。」
「うん、抱っこしてるよ〜。」
後で、俺の両親も来る。
孫の様子を見に来るついでに息子の働きっぷりと、親ばかっぷりを見るんだと。
つくづく親ばかな親だと思う。
遺伝だな、俺。笑
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作者名：蒼空 -Aoi- | 作者ホームページ：http://id15.fm-p.jp/637/a25oisho/
作成日時：2018年1月25日 19時
