プロローグ ページ1
かぶき町三番街。
飲み屋が多く、夜に一段と賑やかで華やかになるその町。
日付を越えても明かりが消えないそこはまるで眠らない街のようだ。
そんな町で、今日も酔潰れる男が一人。
「テキーラ一本!」
「冗談はやめてくださいよ。
もう貴方、十分なくらい酔ってるでしょ。」
「うるせぇ。
俺はまだシラフだっつーの。」
紅潮した頰、たどたどしい喋りでなおシラフだと言い張る男に、女は溜息を吐いた。
「ほどほどにお願いしますよ。
坂田さん。」
坂田さんと呼ばれた男は、ニヤッと口角を上げて言う。
分かってるよ、と。
かぶき町三番街。
アルコールの匂いに塗れたそこは別名、酩酊横丁。
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けんそう(プロフ) - ・∀・さん» 目からジャスタウェイだなんて、なんだかそう言ってもらえて嬉しいです笑! こんな作品を読んでくださってありがとうございます! (2018年7月4日 18時) (レス) id: aaf4aecbc2 (このIDを非表示/違反報告)
・∀・ - 目からジャスタウェイがでた! (2018年6月10日 1時) (レス) id: 659241d04f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:けんそう | 作成日時:2018年3月12日 20時