乱数くんはｶﾉｼﾞｮにデレデレ

乱数の本音 ページ8

乱数side


僕は、テリトリーバトルで負けてフラフラしてた。



いけない。飴舐めなきゃ持たない･･･



そぅ、僕は、俺は、ロボットだ。



感情もないんだよな。でも最近不思議なんだ。



幻太郎と帝統。この2人と一緒に生きたい。



そう思うようになった。



そして今日も、何かを埋めるために遊ぼうと思ってオネーサンを探した。



そこに1人佇むボブで小柄な子



『ねぇねぇオネーサン』




振り返った彼女━━━━━━━━━━━━━━━。



泣いていた。でもどのオネーサンより可愛かった。



可愛い顔で年下だろうか。何故か気になってしまった。



話は後で聞こうと思った。とにかく笑顔にしたかった。



いつものように手を取ると真っ赤になる彼女。



彼女はAというそうだ。



Aは俺が可愛いと言うとありがとう。とふんわり笑った。



すごく綺麗で可愛くて。俺まで照れてしまった。



なんだろう。守りたいと思った。



そこからAとホントの心で楽しんだ。



でも、お互い仮面は外せていない。



この前幻太郎と帝統と腹を割って話したようにいつかAとも話せるといいな。



そんなことを考えながらAと話していると帝統が走ってきた。



いつもの乱数に戻んなきゃ！



僕は全力で手をふった。



あれ。A少し微笑んだ？

麻天狼出たべぇlll_ _ )禿げる→←乱数君の仲間

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