56 ページ6
〜北山〜
あーーっ、風・・、
風にあたるのいつぶり?
はーーって深呼吸して、うーーんって伸びしたくなるな、
いつのまにか春飛び越えて夏なんだもん・・
セミ鳴いてる、
熱風 笑
やっとたどり着いた中庭は藤ヶ谷が言ったとおり暑いし眩しい、
でもそれがいい!
この真っ白な腕が一瞬で日焼けすればいいのに 笑
「ほら、みっくん、眩しいでしょ?
目、パチパチしてる!
サングラスして!」
「大丈夫!」
やっと回避したサングラス、
キャップにサングラスにマスク、っていくらなんでも怪しすぎるわ!
さーー、みつ、あっちの噴水の方行ってみよ!ってさりげなく藤ヶ谷から離してくれる玉ちゃん 笑
「水キラキラしてキレーだねー!」
「うん、ほんと 笑」
触りたいなぁ、
あ、ちっちゃい子たち触って気持ちよさそう、
俺も手のギブスだけでも早く取れたらいいのに・・
あーー、藤ヶ谷、先生に捕まってる、
俺のかわりに相手お願い 笑
「みつー、はい、コーヒー!
もうちょい日陰に行こうか?」
「ありがと、へーき、
太陽を楽しんでるから 笑」
そっかぁ、そうだね、って玉ちゃんもベンチに座ってくれるから、
「あ、でも玉ちゃんが日焼けしたら困るな、いいよ、あっちの屋根の下でも」
キスマイのエースが日焼けして赤い顔からしてたんじゃカッコ悪いしマネに怒られるよな。
「今はドラマの撮影とかやってないからへーきだよ 笑」
風はあるけどアッチィなぁ!って言いあいながらゆっくりコーヒー飲んで、
なんか幸せ 笑
先のこと、全然見通しつかないんだけど、
みんながいてくれたらどうにかなるんじゃないか、ってこのゆるーいエースは思わせてくれるんだよな。
「なぁ、玉ちゃん、
俺さ、キスマイが大好き・・」
「んーー?
知ってる 笑」
「俺ね、
グループが大切だから、グループにふさわしい男になりたかったし、だからずっと努力してきたつもり・・」
「・・ん、」
「・・俺、・・・これから、どうしたらいいんだろうねー 笑」
「俺らみんな、みつのことが好き、
ずっと憧れてたお兄ちゃんだもん!
ステージに立ってるかっこいいみつも、
美味しい物食べて幸せそうなみつも」
恥ずいから振り向かないで!って言って背中に覆い被さってきた玉ちゃんがね、
「でもね、今の俺のこと頼ってくれるみつも好きだから!」
・・って。
341人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かえ(プロフ) - ありがとうございます。当たり前の変わり映えしない日常がどれだけ大切なものかを実感しています。また早く続きを書きたいと思っていますのでよろしくお願いいたします。 (2018年7月13日 10時) (レス) id: 0f97783eb9 (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - 私も被災した経験があります。生活や気持ちが本当の意味で落ち着くには時間が掛かると思います。どうか無理をなさらずお過ごしください。また、気持ちよく更新していただける日を楽しみにしています。 (2018年7月13日 0時) (レス) id: 49e0b5a11c (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - はじめまして。いつも楽しく拝見させていただいています。感謝の気持ちをお伝えするタイミングがこんな時になってしまって申し訳なく思います。 (2018年7月13日 0時) (レス) id: 49e0b5a11c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:かえこ | 作成日時:2018年3月31日 10時