72 ページ22
〜北山〜
はぁーーっ、ちょっとだけ右ひじも曲がるようになっなから、早く脱げるようになったもんな！
着るのは脱ぐより楽、
頭からかぶって、右手、出そうって左手で袖引っ張ってたらまた玉ちゃんがひょいって引っ張ってくれた 笑
メンバーは誰も俺のこと、急かしたりしないんだよね、
じっと見てる 笑
それから下、ジャージのパンツは１人で履こうとしちゃダメ、って藤ヶ谷と横尾さんに言われてる、
左足だけじゃ不安定すぎるから立っちゃダメ！って・・
「・・玉ちゃん、お願い・・」
「ん、りょーかい 笑」
玉ちゃんが腋の下に手入れて立たせてくれて、
それからぐっとホールドしてくれながらジャージ引っ張りおろしてくれて、
「ちょ！
パンツ脱げるって！」
「へーき、へーき 笑」
「平気じゃない！」
「んははは 笑
そう？
はい、脱げた！
座るよ？」
座って、
足通して、
また立って、
新しいジャージあげて、
って、めっちゃ重労働・・
腹へった・・
「はい、できた！
よし、リビング行こ！ 笑」
「ん、ありがと、玉ちゃん 笑」
・
・
玉ちゃんに抱っこしてもらってリビングに行ったらいい匂いして、
藤ヶ谷と宮田。
まあ、たいていペアだからね、玉ちゃんたちは 笑
「がやー、宮田、ごはんできたー？
腹へったよ、ねぇー、みつー？」
「ゆーた、オムレツ焼いて？
俺と宮田はレタスちぎるのが忙しいから 笑」
「えーーっ？！
まだそこ！？」
「玉さん、チャチャっとお願いしますわ 笑」
んふふ 笑
みんなで朝ごはん食べて、
歯みがきして、
顔洗って、
・・当たり前のことを当たり前にやる、
1人じゃ無理だけど、
みんなでゲームして、
お茶して、
何でもない毎日の繰り返しがどれだけ幸せなことなのかよーくわかった、
今、ようやく１歩だけ元の場所に戻ってこれた、
みんなのおかげ。
「きたみつ、これ食べて？ 笑」
「北山、こっち向いて？」
「みつー、一緒に昼寝しよ？ 笑」
なんて幸せ・・・。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 341人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かえ(プロフ) - ありがとうございます。当たり前の変わり映えしない日常がどれだけ大切なものかを実感しています。また早く続きを書きたいと思っていますのでよろしくお願いいたします。 (2018年7月13日 10時) (
レス) id: 0f97783eb9 (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - 私も被災した経験があります。生活や気持ちが本当の意味で落ち着くには時間が掛かると思います。どうか無理をなさらずお過ごしください。また、気持ちよく更新していただける日を楽しみにしています。 (2018年7月13日 0時) (レス) id: 49e0b5a11c (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - はじめまして。いつも楽しく拝見させていただいています。感謝の気持ちをお伝えするタイミングがこんな時になってしまって申し訳なく思います。 (2018年7月13日 0時) (レス) id: 49e0b5a11c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かえこ | 作成日時：2018年3月31日 10時
