Fidem unius diei【朔間兄弟】 (ページ8)

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欠けた記憶のピースページ8

ー放課後の保健室ー

凛月「Aっ！！」

『........りつ？』

凛月「あっごめん。起こしちゃった？」

『ううん、大丈夫』

凛月「まだ具合が悪そうだね。もう少しだけ寝てた方がいいんじゃない？」

『そう....かな？「うん(即答)」じゃあ寝るね』

凛月「A起きて～、起きてってば～」

『やだぁーあと10分』

凛月「起きないなー、しかたない。優しい優しいりっちゃんが家まで送ってあげよう♪」

～あさ～

ん～いま何時だろ....

えっ、９：４５分！？

やばい遅刻！...怒られるー

がっこー到着

『はぁ.....はぁ...はぁ』

こんなに急いできたのに、
何で教室が空いてなの！？

誰かに連絡してみよ....

....あれ？

『今日って土曜日じゃん！！』

急いできてめっちゃ損した～
さっさと帰ろーっと

でも、その前に部活見学しよ～

零いるかな確か軽音部だったよね？

『ふんふーん♪...おっ着いた！』

軽音部って書いてあるからここであってるよね？

『おじゃましまーす(ﾎﾞｿｯ)』

だーれもいないや、ちょっとだけなら部室調べて見てもいいよね～♪

棺桶がある！零のかな？

『零いる～？』

ｷﾞｨｨ

おっ？棺桶の蓋が開いた

『おはよう零っ！』

零「うー...ん....うるさいのぅ...」

へっ？一瞬で視界が真っ暗に！？

『えっ？れ...零？
ちょっと離して！苦し...い..』

零「・・・」

零、寝ちゃった・・・
次に零が起きるまで私ずーっとこのままなの！？

結局寝た

ﾊﾞｧﾝ！！

へっ！！なになになに！？

？？？「さっさと起きやがれ吸血鬼ヤロー！」

ｷﾞｨｨ

零「朝っぱらから....うるさいのぅ....わんこ」

わんこ？

？？「俺は犬じゃなくて孤高の一匹狼だっつってんだろ！！」ｳｶﾞｧｰ

？「って...なんでそいつがいんだよ？」

零「我輩の幼馴染のAじゃ
なぜおるのかは我輩もわからんのぅ...」

『えっ...ちょっと零、とぼけないでよ！零が私を棺桶に引き込んで離してくれなかったからいるんでしょ！？』

零「そうだったか。すまんかったの嬢ちゃん」

『私はそんなに幼くないもん...』ﾌﾟｲｯ

零「ほんとにすまんかったのぅA」

『今更言っても無駄！！』

零「そんなに意地はんなよ...お願いだからもう許せってA」

『許してほしいならパフェ奢って！』

零「それだけなら奢ってやろうかの」

『やった～！零だいすきっ！』

零(Aはちと、チョロすぎではないかのぅ？)

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