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「あ、そう言えばAさん何してるんだろう？」
タケミチは1人家路を急いでいる時ふと思った
すると頭上からAに似た声が聞こえ、見上げると
箒に跨っているAがゆっくりとタケミチの方へ降りてきた
「え？！Aさん！箒、え！」
『そんな驚くなって、箒勝手に借りてゴメンな？久しぶりに飛行術の練習しないと飛べなくなりそうでさ』
とは言っているが全くの嘘である、ただ夕方になり過ごしやすい時間帯になったので箒を(勝手に)借りて空の散歩をしていただけなのだ
「もし、知らない人にバレたらどうするんですか！？」
『あー、そうだったわ面倒くさいな。魔法が使えないって、移動手段歩きしかないじゃん』
「そういうもんですよ」
『でも、折角箒借りたし家まで乗せてってやるよ。一緒に帰った方が良いだろ？』
とAは、先程注意されたばかりにも関わらず、箒で
飛んで帰ろうと言うのだ
「……じゃあ、お言葉に甘えて」
「…あれ？まだこんな所に居んの、タケミっち」
「…あっ」
タケミチは、声のする方へ顔を向けるとそこには、制服姿のマイキーが居た
「あ、いや！そのぉー…」
「ん？…あれ、アンタ誰？てか、獣の耳と尻尾着いてんじゃん、そういう趣味？」
『は？』
「あ？」
「(ど、どうしよう！！？Aさんも、マイキー君も不機嫌だ！てか、Aさん顔怖っ！)」
縦長の鋭い目付きでマイキーを見つめる、彼も同じと漆黒の瞳でAを見ている
タケミチは、ビクビクしながらもお互いの間に割って入った
「ふ、2人とも落ち着いて下さい！」
「タケミっちコイツ誰？」
『は？最初は自分から名乗るのが当たり前だろうが』
「オレはお前じゃなくてタケミっちに聞いてんだよ」
「えぇっと、マイキーくんこの人はAさんでオレの
知り合いッス！ で、Aさんこの人は 佐野万次郎くんです！」
『テメェで紹介しろよ』
「お前もな？」
「ちょっ、2人ともストップッスよ！！」
落ち着いて！ と声を張り上げてそう言ったタケミチに
Aは、ため息をついた
『タケミチ、俺ちょっと散歩してから帰るわ』
とそう言い箒に跨りふわっ と浮いた
マイキーがまだいる前で
「…は？」
『……』
「(Aさぁん！？)」
魔法が使える事を知っているのは、タケミチそしてその友人の、敦、タクヤ、山岸、マコトだけだ
「(終わった…)」
すると横に居たマイキーは
「凄げぇ！！」
とそう言った
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(名前)Yura(プロフ) - リクエストありがとうございます！ 書かせていただきますね (2022年8月13日 14時) (
レス) id: cf34741e28 (このIDを非表示/違反報告)
hijirichan4224(プロフ) - リクエストです。個人的にレオナ推しなので、レオナも登場させて欲しいです！ (2022年8月13日 1時) (レス) @page19 id: f9e6be770b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユラ | 作成日時：2022年7月16日 20時
