. 終 ページ26
「そっちには居たか?」
「全然、ほんっと何処行ったのよ」
「やっぱ外でたのかな?」
校内を3人で手分けしてめぼしい場所を探したが結局見つかることなく彼等は自動販売機の前で立ち止まった
「てか、こんな広い敷地内を3人で探すのは無理でしょ、真希さんたちは居ないし…」
「禅院先輩たちも任務なんだろうな、やっぱりここはAさんに連絡すべきか」
と言いポケットからスマホを取り出した伏黒だったが
後ろから声をかけてきた者がいた
『伏黒くん釘崎さん虎杖くん…3人ともどうしたんですか?』
Aはその3人をみて不思議な顔をして近付いた
「すみません、Aさん実は…______」
事情を伏黒が説明すると彼女は ふむ と考える仕草をした
『分かりました、私も一緒に探します』
「ありがとうございます」
「すみませんAさん」
「でも、何処から探すの?」
『猫の姿で外に出る事は無いとは思います、もし急に人に戻ったとしたら街中で大騒ぎに成りかねない…
私の考えが正しければ五条さんはまだこの校内に居ると思います』
「流石Aさん」
と言う野薔薇を横目に伏黒は ハッと顔をあげた
「ん?どったの伏黒」
「猫って夜行性ですよね、だったら何処かで寝てるんじゃ…」
「おぉ〜流石伏黒!!」
『そうですね、元は人間といえど今の姿は猫の姿なので自然と眠気が襲ってくるでしょうね、 もしかすると私の寮の部屋に居る可能性がありますね』
Aはそう言い自身の寮へと戻り伏黒に 居ても居なくても連絡をする と言い走り出した
.
.
『やはり此処でしたか』
彼女のベットの上でぐっすり眠っている猫を見て安堵した
ポケットから自身の携帯をとり伏黒に連絡をいれたAは、起きようともしない猫の前にしゃがみこみ
じっと見つめた
『私の責任ではありますが、何時になったら戻るのでしょうか…』
「…ニャー」
気配に気付いたのかパッと目を開きカラカラの声で鳴いた
『ふふ、やはり猫という生き物は可愛いですね』
彼女は眠っていた猫を抱き上げ脇の下に両手を挟み
高く抱き上げた
『っ!』
すると猫の身体から不思議な煙が現れ部屋中が白い煙に覆われた
「あ、戻ったえーまだ猫ライフ満喫してたかったな〜」
煙の先には人に戻った五条が立っていた
『戻られたんですね、良かったです』
「うん、結構難儀な身体だったけどね」
彼はそう言い背伸びをし寮の部屋を出ていった
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夢女子S氏(プロフ) - ロナルドたち,,,あ、あ、ありがとうございますぅぅぅ! (2021年8月10日 9時) (レス) id: 59c0caef7c (このIDを非表示/違反報告)
夢女子S氏(プロフ) - 呪術と黒執事の話は少なかったので嬉しい!!アンダーテイカーやロナルドたちもどうかトリップさせてください!!!! (2021年7月22日 11時) (レス) id: 59c0caef7c (このIDを非表示/違反報告)
(名前)Yura(プロフ) - 申し訳ありません、訂正致しました。 そうだったんですね!ありがとうございます^^ (2021年3月31日 15時) (レス) id: cf34741e28 (このIDを非表示/違反報告)
Kayla(プロフ) - 坊っちゃん が 坊っちゃま になっています!!あとあまり関係ないですがグレルちゃんの本命はウィルらしいです。すみません、更新楽しみにしてます頑張ってください!! (2021年3月31日 15時) (レス) id: 1e1f365321 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)Yura(プロフ) - はい、出てくる予定ですが夢主さんたちと一緒に呪霊を祓うという事はしないと思います…。 間接的に登場させようか、直接キャラたちと合わせようか何方か迷ってますが、今日の話の更新で登場さる予定です! (2021年3月25日 8時) (レス) id: cf34741e28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:メル | 作成日時:2021年3月20日 21時