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「僕の羅生門は悪食。あらゆるものを喰らう。生け捕りが目的だが、抵抗するなら人虎、お前の足を奪う。」
人虎。敦は、怯え声を震わせながら言った
「何故、どうして僕が…。(それも僕のせい？僕が生きているせいでみんなを不幸にするのか？)」
敦は、視線を落とし地面を見つめながら思い詰めた表情をした
「敦くん、逃げるんだ！！」
「え、でもっ…！」
「良いから、早くっ？！」
すると芥川の羅生門が谷崎の横腹を刺し谷崎はゆっくりと地面へ倒れた。
「兄様っ！！」
ナオミは、倒れた谷崎に駆け寄った。
其れを見ていた敦は、ガタガタと震えAは、短く溜息を漏らし聴こえない様に、小声で能力名を口に出した。
『孤高の狼(ロンリーウルフ)お前は、タニザキとナオミを守れ。』
2匹の内1匹にそう命じすぐ様彼等の元へ移動し芥川を警戒した
すると敦は、覚悟を決めた顔で叫びながら芥川に突っ込んで行った。
「玉砕か、つまらぬ。」
羅生門で敦を攻撃した芥川だが、敦は其れを避け地面に落ちている拳銃を掴み彼に打ち付けた。
「今の動きは中々良かった。しかし所詮は愚者…。僕の羅生門は悪食。全てを喰らう。銃弾の飛来し着弾する迄の空間その物を喰い削った。槍も炎も空間が断絶していれば僕までは届いかん通り。」
「そして僕、約束は守る。」
すると彼の羅生門が敦の片足を奪った。
「ああああああああああっ！！！！」
敦は、血溜まりの中自身の失われた片足を抑え叫んだ
「…さて、残りは貴様らか。先程も申した通り僕らの目的は
人虎のみ。もし邪魔立てするなら容赦はしない。」
そう言った彼の背後には敦の足を奪った獣が佇んでいる。
『…いえ、相手をするのは私ではありませんよ。』
「何？」
すると芥川の後ろに蹲っていた敦が異能力を発動し先程失われた足が瞬時に再生した。
彼は姿を変え、大きな虎へと変身した。
「そう来なくてはっ！」
「芥川先輩っ！！」
「下がっていろ樋口っ！！」
彼は、虎に向けて放った攻撃を敦(虎)は、軽々と避け
羅生門を応用したバリアの様な物を張ったが其れも難なく砕かれ、その勢いの儘壁へ打ち付けられた。
芥川が吹き飛ばされたのを見た樋口は虎へ拳銃を向け
打ち付けた。
「銃弾が通らないっ！！」
『まだ、持っていたんですか？』
「っ！！」
Aはいつの間にか、彼女の後ろに移動しておりその横にいた彼女の狼は唸りながら樋口を見つめていた。
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(名前)Yura(プロフ) - マロン様 コメント有難うございます！ ご指摘有難うございます。訂正致しました。 (10月28日 21時) (
レス) id: c1fa12470f (このIDを非表示/違反報告)
(名前)Yura(プロフ) - マニ様 コメント有難うございます！お誘いは大変嬉しいのですが此方やり方等分かりませんので申し訳無いのですが、お断りさせて頂きます。大変申し訳ありません。 (10月28日 21時) (レス) id: c1fa12470f (このIDを非表示/違反報告)
マロン - 鏡花ちゃんと夢主ちゃんどっちがすごいだろう、35人殺しと伝説の暗殺一家の1人、今からワクワクですな (10月28日 0時) (レス) @page10 id: c2ca67a91e (このIDを非表示/違反報告)
マロン - 5話の異能力が異能略になってます、 (10月28日 0時) (レス) id: c2ca67a91e (このIDを非表示/違反報告)
マロン - ハンターハンターも文ストも大好きです！ (10月26日 1時) (レス) @page6 id: c2ca67a91e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユラ | 作成日時：2023年10月23日 21時
