125話 ページ36
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うおおー……迫力やべぇ……。
たった今エンデヴァーヒーロー事務所に到着し、生エンデヴァーさんの前にいる。
いや、体育祭の時に見たけどこんなに近くでは見てないし。
とりあえず迫力すげぇ。髭燃えてる。熱そう。
「待っていたぞ、焦凍。そして、サンダーの娘」
『ｱ､ｳｨｯｽ…………』
「お前声どうした」
いやこんなん普通に緊張するわ。ビビるわ。
なんでそんな普通なんだよ焦凍。そうだよパパじゃん。毎日顔合わせてんじゃん。そりゃ普通だわ。
「ようやく覇道を進む気になったか」
「あんたが作った道を進む気はねえ。
俺は俺の道を進む」
「ふっ、まあいい」
私を空気にして親子喧嘩(？)するのやめてぇ。
「サンダーの娘」
『ふぁい？！』
「…………でかくなったな」
『え……あ、はあ………………？』
「笑った時の口元がアイツにそっくりだ」
『えーっと……』
「…………アイツはお前がヒーローを目指してることに喜んでいると思うぞ。
アイツはそういうやつだ」
どこか懐かしむような表情で父の話をするエンデヴァーさん。
……………仲、良かったのかな。
てかエンデヴァーさん意外と優しいっていうかいい人だな。
もっとこう、捻り潰される勢いかと(失礼)。
「まあいい。お前ら準備しろ。出かけるぞ」
『？』
「どこへ」
「ヒーローというものを見せてやる」
NO.2ヒーローかっけえええええええ！！
サイン欲しいけどそんなの頼めるような雰囲気じゃないからやめとくううううう！！！
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作者名：オクラ | 作成日時：2019年7月12日 8時
