轟くんは仲間 (ページ35)

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124話ページ35

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職場体験当日。

「お前ら、コスチューム持ったか。
本来なら公共の場じゃ着用厳禁の身だ。落としたりするなよ」

相澤先生今日もまじカッコイイっす。
ちなみにこの間要求したサインは再び玉砕という形で終わった。辛い。

「じゃあ行け」

『焦凍行こー』

「ああ」

『がんばろーね』

「ああ。怪我すんなよ」

『焦凍こそ』

行く先は同じなので2人並んで歩く。

道案内、頼むぜ！(いい笑顔)

エンデヴァーヒーロー事務所に着くまで時間はたっぷりあるので聞きたかったことを聞いてみる。

『ちなみに、なんでエンデヴァーさんのとこ選んだの？』

「……勿論、許したわけでもねえし、許すつもりもねえ。
だが、アイツがNO.2っつー立場であるのは事実。

アイツがNO.2たる所以をこの目で見て確かめる」

『なるほどねー』

焦凍自身もエンデヴァーさんと向き合おうとしているんだろうな。

やっぱり体育祭が終わってから随分と変わった。

「まぁ、体育祭前の俺なら、親父の事務所なんざ選ばなかっただろうけどな。

きっかけをくれたのはお前だ。A」

『え、私はなんもしてないよ』

「した」

『してない』

「した」

『………………して「した」……はい』

くっ……！手強いな焦凍……！！！

「「(ナチュラルにイチャつくなよトップ2！)」」

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