鶴崎くんの幼馴染(番外編) (ページ3)

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3(鶴ちゃん編) ページ3

鶴「A」

『ん？鶴ちゃんどうしたの？』

鶴「ちょっと相談があるんだけど…」

『珍しいね？いいよ』

鶴「これは僕の友達の話なんだけどさ…」

『(鶴ちゃんの話なんだろうなぁ…)わかった何？』

鶴「Aと伊沢さんが結婚報告した後に友達と飲んだんだけどさ。僕予想以上にAが嫁に行ったーってそいつに愚痴っちゃったみたいで、そいつどんどんイライラしてきちゃって、Aじゃなくて僕を見てよとか言い出して…」

『ん？…うん(友達の話なんだよね？完全に鶴ちゃんとみーくんの話じゃん)」

鶴「お互い酔ってたからあんまり記憶も明確ではないんだけど、好きって沢山言われて、その、キス…されて…」

『へぇ、すごいね』

鶴「え？」

『あ、いやなんでもない。それで…相談っていうのは？』

鶴「その翌日から妙にそいつに避けられてるっていうか…話しかけても目合わないしそもそも全然会えないし」

『ふーん…鶴ちゃんはどうしたいの？友達に戻りたい？気持ちに応えたい？それとも切り捨てる？』

鶴「それはない。けど僕今までずっとAと結婚するもんだと思ってたから恋とかしたことないし…」

『それなー。私も鶴ちゃんと結婚するもんだと思ってた～』

鶴「正直、あいつの気持ちにこたえてやれるかわからない。でも無碍にするほど、冷めた関係でもない…と思う」

『答えられるかどうかなんて関係ないよ』

鶴「A？」

『…よし！決めた！ゲームしよう』

鶴「ゲーム？」