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第三章 十話 ページ30

〈義勇 side〉


産屋敷「Aの処罰は…」





俺たちは固唾を吞んだ。




この処罰の内容で今後Aと共に過ごせなくなるかもしれない。





最悪の場合、Aはこの世をたつかもしれない。






そんな事が頭の中でぐるぐると駆け回った。






次の瞬間、お館様はここにいる誰もが予想しない事を口にした。





産屋敷「…今まで通りに鬼殺隊として鬼を斬る事」





皆「「「「「「「「?!」」」」」」」」





俺はほっとした。





でも何故そんな処罰にしたのか、少なくとも俺は疑問だった。





産屋敷「…Aは鬼殺隊と私が憎いと言った。ならばAにとってまた今後も私達と一緒に居ることは苦に感じるだろうね。だからAの処罰はこれしかないと私は思った。皆、それで構わないかい?」





柱「「「「「「「「「「御意!!!!」」」」」」」」」」




俺は横目でAを見た。




Aは蹲り、1ミリたりとも動かなかった。





だが少し様子がおかしかった。







義勇(しまったっ、!)「炭治郎!Aの舌を噛ませるな!!」







俺はとっさにAに一番近い炭治郎に声をかけた。





Aは自分の舌を噛みちぎり死のうとしていた。





炭治郎「っ!!」




A「ん“っ!!んん“ー!!」




炭治郎は反射的に動き、Aに日輪刀の鞘を噛ませた。





Aは死のうとしていた。





その事実に俺たちは困惑してしまっていた。





何故そんなに俺たち鬼殺隊を憎む。





そんな事を考えているとAは縛られながらも傷を負いながらも抵抗していた。





炭治郎「Aさん!!しっかりしてください!!俺たち鬼殺隊はあなたに危害を加えたくないんです!」





炭治郎がその言葉を言った瞬間、一瞬Aの行動が少し止まった。






俺はそこを狙い、Aの首に手刀を打ち込み気絶させた。






その時俺は気づいた。





Aの瞳に涙が溢れかえっていたことを。





そして俺はこの光景に見覚えがある。





炭治郎と鬼になった禰豆子との出会いの時に





似てると俺は思った。

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設定タグ:鬼滅の刃 , 夢小説 , 逆ハー   
作品ジャンル:アニメ
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ゆっくり四つ葉 - いいのか、、、888評を889評にしてしまって、、、!素晴らしい作品をありがとうございます! (2020年9月14日 20時) (レス) id: 558ca2fe7e (このIDを非表示/違反報告)
莉華 - あゅみさん» ホントですよですよ!!!!あぁ.......尊い.... (2019年12月15日 23時) (レス) id: a72f134362 (このIDを非表示/違反報告)
あゅみ(プロフ) - 莉華さん» 無一郎くん可愛すぎて永久保存ものですよ笑 (2019年12月15日 21時) (レス) id: c188dca51c (このIDを非表示/違反報告)
あゅみ(プロフ) - 肯定的なトマトさん» 無一郎くん尊いですよね泣 (2019年12月15日 21時) (レス) id: c188dca51c (このIDを非表示/違反報告)
莉華 - ん"ん"ん"........!!!!むいくんがかあいい....!!!! (2019年12月15日 16時) (レス) id: a72f134362 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:とーにゅ | 作成日時:2019年12月1日 21時

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