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第三章 七話 ページ27

しのぶ「ふふふ、今日は特別な日ですからぁ〜?今夜は念入りに行って行きますね?」





今日のしのぶは根気が入ってる。




終わった。




と思った時にはもう遅かった。






A「ぎゃあああああああ!!」





しのぶ「まだまだ行きますよ〜?」





何をされているかと言うと、





私は生まれつき体が固く上手く関節が動かないことがあり、





月に一度、こうしてしのぶによって地獄の柔軟が行われている。






其れがたまたま、柱になった日に重なってしまったのだ。




地獄の柔軟は数時間続いた。





しのぶ「お疲れ様です。これで今日の柔軟終わりです。よく頑張りましたね!」






A「もうちょっと……優しくしてよ…、」





しのぶ「優しくだなんてそんな…!……それに貴方はもう柱の1人なのです。いつ死んでもおかしくない仕事をこれから山ほど託される。そんな時に体が固くて死にましたなんて…笑えないじゃないですか」





しのぶはたまに悲しそうに俯く。





嗚呼、しのぶはもう仲間を失いたくないんだと心の中で思った。






A「私は……ずっとしのぶのそばに居るよ」





私はそんなしのぶの顔を見たくは無かった。







実弥「おい…いつまで寝てんだ、時柱」




A「っ!?……実弥…お、おはよう」




実弥は私が柱に就任した日は任務に行っていた。




だが、その次の日の朝一で私の部屋に来てくれた。





私はそれだけでも嬉しかった。






実弥「なんだその顔…せっかく柱になったのに嬉しくねェのか」





いや、今、朝よ?朝にいきなり尋ねられたら困っちゃうでしょ?!





A「いや、そーゆう事じゃなくて……」






実弥「お前は、笑ってろA」





そう言って実弥は私の両頬をクイッと上げた。





目の前にある実弥の顔は、少しだけ微笑んで嬉しそうだった。






私が柱になって半年がたった時、無一郎が柱に就任された。





無一郎「…A。僕柱になったよ」





A「……えっ!?ほんと?!早くない?!」





無一郎「うん…だから、これからは僕がAを守るよ」





その言葉は意外だった。




無一郎「もう、僕の前に出てこなくていいから」






その時私は察した。





前に私が無一郎を庇って切りつけられた事を気にしているんだと。





A「ありがとね、、無一郎」ニコッ





棘のある言葉は無一郎なりの優しさだと言うことを私は知っている。

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設定タグ:鬼滅の刃 , 夢小説 , 逆ハー   
作品ジャンル:アニメ
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ゆっくり四つ葉 - いいのか、、、888評を889評にしてしまって、、、!素晴らしい作品をありがとうございます! (2020年9月14日 20時) (レス) id: 558ca2fe7e (このIDを非表示/違反報告)
莉華 - あゅみさん» ホントですよですよ!!!!あぁ.......尊い.... (2019年12月15日 23時) (レス) id: a72f134362 (このIDを非表示/違反報告)
あゅみ(プロフ) - 莉華さん» 無一郎くん可愛すぎて永久保存ものですよ笑 (2019年12月15日 21時) (レス) id: c188dca51c (このIDを非表示/違反報告)
あゅみ(プロフ) - 肯定的なトマトさん» 無一郎くん尊いですよね泣 (2019年12月15日 21時) (レス) id: c188dca51c (このIDを非表示/違反報告)
莉華 - ん"ん"ん"........!!!!むいくんがかあいい....!!!! (2019年12月15日 16時) (レス) id: a72f134362 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:とーにゅ | 作成日時:2019年12月1日 21時

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