第五話 本当に最期 ページ5
突然、拓けた場所に出る。行き止まりだ。
数人の人が何か赤いものを囲んで立っていた。
此方を見て驚いたのが気配で伝わる。
しかし、その人達の顔を判別する間も無く、私の意識はゆっくりと闇へ落ちていき、身体は倒れてしまった。
足音が近づいてくるのが地面から伝わる振動で判る。
最後にかろうじて見えたのは、此方へ向けられた銃口らしきもの。
……私、又、訳の判らない儘死ぬのかなあ……
何処か冷静な頭が其れを受け入れるのが判った。
あと、何故か、絶対に空耳だと思うのだけど。
・
・
・
芥川さんの声が聞こえた気がした。
78人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
梓(プロフ) - 二つ結びの人さん» ありがとうございます…!励みになります! (2018年3月31日 10時) (レス) id: 72c3b0ba9c (このIDを非表示/違反報告)
二つ結びの人(プロフ) - こんばんは!!とっっても面白いです!!!この先が凄く気になります!これからも頑張ってください!!! (2018年3月28日 0時) (レス) id: 97c5c84046 (このIDを非表示/違反報告)
梓(プロフ) - 碧灯さん» 返信遅れてすみません…!そうです!住野よるさんの「よるのばけもの」をモデルにしています (2018年3月23日 22時) (レス) id: 72c3b0ba9c (このIDを非表示/違反報告)
碧灯(プロフ) - 初コメ失礼します! 質問なのですが、主人公の名前と異能力って 住野よる さんをモデルにしていらっしゃいますか? (2018年3月16日 19時) (レス) id: 391be2aaba (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:梓 | 作成日時:2017年8月13日 12時