霞柱の専属隠【時透無一郎】 (ページ23)

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※無一郎side

今日は柱合会議があった。

たった今無事に会議が終わり、さっさと帰宅しようと思っていると

「時透少年！」

「…煉獄さん」

突然、後ろから炎柱である煉獄杏寿郎に話しかけられた

「今から定食屋に行かないか！！！」

なんの用かと思えば、どうやら食事の誘いらしい。

「えっと…Aが待っているので……すみません」

今日はAがふろふき大根を作ってくれているので、帰って食べるのを楽しみにしている。

だから煉獄さんの誘いは断った

「む！それは残念だな！また別の機会にでも行こう！
ところでAというのは誰のことだ？」

彼の大きな声に、他の柱たちも興味を持ったようで

「おいおい、時透に女か？！」

「キャー！そうなのかしら！？キュンキュンしちゃうわ！」

案の定騒ぎ出す者も。

はぁ…早く帰ってAが作ったふろふき大根が食べたいのに…

「…Aは僕の隠です」

「よもや！そうであったか！！！」

「あー、そういや霞柱専属の隠が居るってのは聞いた気がするな」

「どんな子なのかしら〜！会ってみたいわ〜！」

「そいつ女なんだろ？可愛いか？」

「……さぁ？」

「よし！会いに行ってやるか！！！」

「やめてください」

そんな会話が続き、流石にしびれを切らしたので先に失礼しますと僕は帰路を急いだ。