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「もー!そんな目で見ないで?」
「だっておめぇ、キッドの彼女なんだろ?」
彼女だけど。彼女ですけど。
「快斗くんの目的、私にもよくわからないの
とりあえずあの、ビッグジュエルを狙ってるってことしか」
「そーそー。俺の可愛い彼女ちゃんはなーーんも知らないから変なことすんなよ?」
そう言いながらサラッと腰に手を回してくる快斗くん
恥ずかしいから、お外でこういうことしないでほしい…
いや、お家でも恥ずかしいからいやなんだけど!!
ほんとうに心臓がいくつあっても足りないよ
「そんなことしねぇよ。それより、どういうつもりなんだよこれ!!」
「あれだよあれ」
辺りを見回せばそこら中に空手大会のチラシが貼られている
その大会の優勝者への景品が、今回快斗くんが狙うお宝、紺青の拳
キッドとして入国するわけにはいかない快斗くんが新ちゃんの姿を借りる、
そこまでは聞いてたんだけど…
「宝石狙うだけだったら、俺まで連れてくる必要ねぇだろ」
ほんとにその通りである
多分別の何かがあるんだろうなって、そこまでは教えてくれなかった
多分今新ちゃんにそのわけを話さないのも私がいるからで
「まぁまぁ。折角のシンガポールだよ?
楽しもうよ」
「ったく…」
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サクラ - こんにちは(*^^*) はじめまして。 いきなりすみません...。 物語一気に読んじゃいました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2020年4月19日 16時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - 更新待っていました!このお話とっても好きなんです!更新頑張ってください! (2020年4月18日 18時) (レス) id: 12db53baf5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もふ | 作成日時:2020年4月18日 16時