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｢A、俺来週シンガポール行くけどどうする？｣
｢シンガポール？｣
開いた口が塞がらないとはまさにこのことだ
ポカンとした私を見て快斗くんは笑う
｢ビッグジュエルがあるんだよ、そこに｣
｢それで、わざわざシンガポールに？1人で行こうとしてたの？｣
1人でお留守番はちょっと寂しい
行き先がシンガポールってことは、すぐ帰っては来ないだろうし
可能なら、ついていきたい
快斗くんの傍にいたい
｢いーや、1人ではねぇんだけど
Aも来るか？｣
｢寺井さんも一緒なの？｣
その言葉にも いや、 と否定する快斗くん
怪盗キッドとして行くのに、他に一緒に行く人なんて一体誰が…
｢えっ、と、その中に私がいても大丈夫なの？｣
｢あぁ。多分もうそろそろ｣
その言葉を遮るようにしてかかってきた電話
園子ちゃんからの着信
ごめんね、と断りを入れて｢もしもし、園子ちゃん？｣そう電話に出た
｢あ、A？実は来週真さんがシンガポールで開催される大会に出るの！
よかったら一緒に応援しに行かない？って思ったんだけどどう？｣
｢シンガポール…？｣
なんてタイムリーな
園子ちゃんの口から告げられたお誘いの言葉に目を開いて快斗くんを見つめる
だけど全て知ってたかのように微笑みながらこっちを、私を見るだけの快斗くん
｢Aー？なんか予定でもあった？｣
｢あっ、ううん！ぜひ一緒に応援させて欲しいな｣
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サクラ - こんにちは(*^^*) はじめまして。 いきなりすみません...。 物語一気に読んじゃいました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2020年4月19日 16時) (
レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - 更新待っていました！このお話とっても好きなんです！更新頑張ってください！ (2020年4月18日 18時) (レス) id: 12db53baf5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もふ | 作成日時：2020年4月18日 16時
