悲しみ ページ4
〜Aside〜
私は、もう一度、何かおかしくないか瞬きをして辺りを見回す。
いくつものイスがずらりと並んではいるが、私以外、誰も居ない雰囲気だ。
貴「やっぱり、来ていない……か。」
私は、少し寂しいと思いながら自分のこのゲームの中でのキャラである私の手を見つめる。
すると、すぐ私の隣にポンッとまた一人ログインして来た人が居た。
貴「！……モモンガさん、こんばんは」
私は、隣に現れた黒髪の青年。基、【モモンガ】さんににこりと微笑み頭を少し下げる。
モ「あ！はい、こんばんは
そう、挨拶をすればモモンガさんも私に反応してぺこりとお辞儀をする。
貴「やっぱり、誰も来ていませんね……」
モ「そう、ですね……。やっぱり、皆さん
そう、少し他愛ないお話をしているともう一人、向かいの席にログインしてくれた方が座っていた。
？「あっ、モモンガさん、凛月さん。おひさ〜です」
そう、スライムのようにドロドロに溶けている青いキャラクターが席に座っていた。
モ「……本当に、お久しぶりです。ヘロヘロさん」
貴「こんばんは、ヘロヘロさん！まさか、『ユグドラシル』のサービス終了日とはいえ本当に来てもらえるなんて、思ってもいませんでしたよ」
そう、今日はこのユグドラシルのサービス終了日。
そんな中、
けれど、次のヘロヘロさんの一言で私の心はまた悲しさに変わった。
ヘ「インするのは、二年ぶりですかね……。
貴「っ！！！ははは……、ギルドを維持するのはギルド長の私とモモンガさんの役目ですから」
そう言えば、ヘロヘロさんは少し笑ってから自分の腕に手を当て時間を確認する。
ヘ「えと……、本当はサービス終了までご一緒したいんですけど睡魔がやばいので……」
ヘロヘロさんが、そう言えば苦しそうに顔を歪めるモモンガさん。
嗚呼、やっぱり胸がチクチク痛むなぁ……。
そう心の中では、思っても表情には出さず笑顔でヘロヘロさんを見送る。すると、すぐにヘロヘロさんはログアウトした。
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もこ(プロフ) - コメント失礼します！私逆ハー大好物なので嬉しいです！あとナザリックの人たち、漆黒の剣、ガゼフは生きててほしいです……更新頑張ってください！ (9月13日 19時) (
レス) id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
パシェロ=S п о м е н и(プロフ) - 更新頑張れ！！ (2020年1月13日 15時) (レス) id: b9096b0156 (このIDを非表示/違反報告)
八雲 - めっちゃ気になります文才ありますね！！頑張ってください！ (2019年11月4日 19時) (レス) id: 330c21f41e (このIDを非表示/違反報告)
パシェロ(プロフ) - 続きが気になります！更新がんばってください！ (2019年10月13日 23時) (レス) id: b9096b0156 (このIDを非表示/違反報告)
パシェロ(プロフ) - 更新頑張ってください！ 卍（ ^p^）卍ﾄﾞｩﾙﾙ (2019年10月5日 1時) (レス) id: b9096b0156 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千本桜 | 作成日時：2018年7月8日 18時
