【呪術廻戦】銀環の呪術師

－－遠い昔、とある地にて一人の妖が生まれ落ちた。

その妖はそれはそれは、とても美しい髪と瞳を持っており誰よりも心優しい穏やかな者であった。

だが、そんな妖の魂はある日を境にﾞ呪われﾞてしまった。

妖の魂を呪い縛ったのは、ﾞ神ﾞと呼ばれる神聖な者達だった。神々は彼女の美しさをとても愛しておりました。

彼女の魂を、髪を、瞳を、その全てを……。それ故に、神々は彼女の魂へとﾞ呪いﾞをかけその魂へと神の血を流し込んだのです。

そうして妖は、妖でありながら神という血を流す半妖半神という何方でもない存在へとなってしまったのです。

だが、そんな存在へと成り果てても尚、彼女は神を恨むことはしなかった。
そんな余りにも優し過ぎる妖を、神々は危うく儚い存在と認識し彼女に絶対なる力を与え永遠の服従を誓った。

－－コレは、そんな最強と言われる半妖半神である者のﾞ呪いﾞを祓う物語。執筆状態：完結