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プロローグ ページ2

〜Aside〜



−−私はいつも通りに今日もブラックな職場に行ったはずだ。



貴重な睡眠時間(1時間)を爆睡して、うざったいスマホのアラームに起こされて酷く青白い顔で出勤した。



なのに、何で私はこんな意味の分からない場所に居るんだ?周りは薄暗く棺と思われる物体がふよふよと浮いている場所。



……意味が分からない。遂に仕事のやり過ぎで頭でも狂ったのだろうか?て言うか、棺があるって言うことはそもそも私って死んだのか?



いや、馬鹿なことは言わない方がいい。そもそも私は過労死如きで死ねるほど簡単な体の作りではない。



私が死ぬとしたら神殺しの武器でも持ってきて何回かぶっ刺さないと死なない。……だったら此処、本当に何処なんだ?



そんなごちゃごちゃとした事を考えながらゆっくりと横たわっていた体を起こす。私が寝ていたモノを見ると周りに浮いているのと同じ棺だった。



は?私、生きてるのに埋葬されそうになってたのか?可笑しくないか?私、ちゃんと死ねない体だってこと職場の人間には言ってのに。



本当、何コレ。何かの番組のドッキリ企画か?今なら私、怒らないからもしドッキリだったんなら今すぐ出てきて欲しい。



そんな馬鹿なことを考えながらゆっくりと棺の中から出る。辺りには人っ子一人居らず気配も何もない。



貴「はぁ……。何だかいよいよ面倒な事になってきたなぁ。勘弁して欲しい」



そう独りごちる。私の服装はいつも通りの黒のスーツ。どこも私は変わってはいないがこの場所が何処なのかまず知らなきゃならないらしい。



面倒事に頭痛を覚えながらも、私はズボンのポケットに入っていた黒い布を取り出し目に巻き付ける。つけた理由は特にないが、一応つけておく。



そのまま私は、この謎な棺の浮かぶ部屋を後にした。

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ももたろー - とても面白かったです!!!続き楽しみにしてますね!!( ̄▽ ̄)ゞ (2020年10月5日 18時) (レス) id: d3a88c7d37 (このIDを非表示/違反報告)
滅夜(プロフ) - このお話最高です!更新頑張ってください! (2020年8月2日 11時) (レス) id: f73ab42924 (このIDを非表示/違反報告)
- 続き待ってます。 (2020年7月30日 1時) (レス) id: fe5d34cf39 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 面白すぎます!応援してます!更新頑張ってください!応援してます! (2020年7月25日 18時) (レス) id: 0a80c4d22b (このIDを非表示/違反報告)
林檎 - とうらぶとのクロスオーバー&夢主の設定。。自分の好みぴったしですごく面白いです。更新頑張って下さい(°η°) (2020年7月9日 23時) (レス) id: 67c87e380d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:千本桜 | 作成日時:2020年4月30日 18時

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