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−−叢雲(むらくも)神社。そこは、とある一匹の化物が住み着いている社。



社には、それは恐ろしい凶暴な化物が住んでいるという噂があった。人を襲い、骨の髄まで喰らう化物が居ると……。



だが、人はその化物に会ったことはなかった。否、"見えなかった"の方が正しい。



化物は、人の前に現れようとはしなかった。其れは、一言で言えば『逃げてしまう』から。



化物は、人を愛していた。否、興味があるから愛しているだけと言う方があっている。



化物は、人や神。妖や、同胞の化物を見るのが楽しかった。醜い争い、恋に溺れる憐れな姿、涙を流すその姿さえ愛していた。



脆く弱い、弱小の生命を−−。只、観察して見続けた。その、愚かで憐れなる者たちを。



だが、ある時。数百の時を、超えたある日のこと。その社に住まう、化物に転機が訪れる……。



此は、とある一匹の化物とブラック本丸と呼ばれる本丸にて起こる一つの物語−−。執筆状態:連載中




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作者名:千本桜 | 作成日時:2019年10月15日 23時

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