8話『要するに、生徒会はクソである』 ページ22
週が始まり気持ちも体もだる重ぉ〜…
なんて呑気に考えながら廊下を歩いていたその時、空き教室から突然出てきた人影にぶつかってしまった。
｢いっ…ちょ、急に出てくんなし！｣
｢ぁ…っ、ご、ごめんなさいっ……！｣
驚いた。その子は泣いていた…ゴシゴシと手で涙を拭いながら廊下を走り去っていく。
え、なんだろどうした？
｢…って、またお前かよ……｣
その空き教室から出てきたのは例の金髪野郎だった。うっわ最悪もう今週やる気出ないわお疲れ様でした〜
あれ、よく見たら後ろにヒロイン(笑)いるじゃん。最悪ﾀﾋね←
｢…チッ……今出てった…あの子になんかした？｣
｢キララが虐められとる言うとったから注意しただけや｣
｢…それは、見たの？｣
｢何がや｣
｢だから、虐められてるとこ見たのって聞いてんの低脳がよ…ま、関係ないから別にどうでもいいけどさ｣
そのまま金髪野郎の隣を通り過ぎる。向こうも舌打ちして私と反対の方向へ歩き出す。
さて、さっきの子はどこに行ったのかね？
｢…あ、いたいた｣
校内を少し歩けばさっきの子は非常階段の所でないていた。
こんな可愛い子いじめるとかあの人 金髪野郎マジで見る目無さすぎ…滅んだ方がいいんじゃないの？
この子が本当にやってなかったらの話だけど。
｢で、なんで泣いてんの？｣
｢…ぁ……ぃや、違うの…私じゃないの……｣
｢あああ、あいつら居ないから…ほれ、落ち着けぇ〜餅つけぇ〜｣
隣にしゃがみ背中を摩ってあげれば徐々に落ち着いてきていた。まじ可愛ええ。
｢…話したくないならいいけど、話したいんだったら聞くぜ？｣
｢…あり、がとう……その…星野さんに嵌められたっていうか…私は虐めたりなんかしてないのに……虐めたって、生徒会の人達に言いふらしてて……｣
｢うわ、生徒会の奴ら信じちゃってんだ。くそ雑魚ですわ軽く〇んだほうがいいんじゃない？｣
暴言に驚いていた。純粋エンジェルかわよ。
｢ん〜…現状の私にやってあげられることは話聞いたり馬鹿の悪口言うくらいしかできないけど、またなんか言われたらいつでも愚痴りにおいで！｣
ビックリしているのか、目を大きく見開いている。
｢…あの、名前は……？｣
｢2年1組、一ノ瀬 Aちゃんよん♡｣
ウィンクしたら顔赤くしてる…え、かわい()
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素敵帽子(プロフ) - 初コメ失礼します。夢主ちゃんかっこよい。クラスの人たちいい人すぎないか？流石に好き。最&高ですわ (8月19日 4時) (
レス) @page28 id: 2970d95ac0 (このIDを非表示/違反報告)
すん - 初コメ失礼します。好きでs（（殴 (2022年10月3日 16時) (レス) @page36 id: 4e91283124 (このIDを非表示/違反報告)
りす - 夢主ちゃんがほんとに自分みたいでお父さんの名前もうちの父親と同じなの吹きました(( (2022年2月11日 7時) (レス) @page36 id: e4d1b8e741 (このIDを非表示/違反報告)
紺 - 夢主カッコいいな (2021年9月7日 21時) (レス) id: b406379d0b (このIDを非表示/違反報告)
サキ - すんごい遅れてるコメ失礼します。。少林寺拳法がでてくるとは、おもわなくてコメしちゃいました！夢主ちゃんと自分の口の悪さが似てるww (2021年7月28日 23時) (レス) id: 71dec2e12f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彼岸桜＋α
| 作者ホームページ：http://uranai
作成日時：2020年6月21日 8時
