6話『金髪なのにこんなに違う()』 ページ17
どこ行くのか結局決まらないまま帰り道を歩いてますイェイ！
｢UMJとか行きてぇな｣
｢うっわ、しゃけナイスすぎてマヨネーズ掛けたい｣
｢意味わかんねぇ｣
うんうん、確かにUMJいいねぇ。ミリオンに囲まれたい！
｢シャケにマヨネーズは合わないだろ｣
｢はぁ？あー、きりやん分かってないなぁ！！実は、シャケにマヨネーズってめっちゃ合うんだぜ？？｣
えぇ、と不可解だと言わんばかりの目で見てくる。……なんだし！？本当に美味しいんだぜ！？
｢…じゃあ、UMJ行く？｣
Nakamuの問いかけに、全会一致で行くと答える。私たちめっちゃ仲良しじゃんか。
｢とりあえず、マリコパーティーやりたい｣
私のつぶやきに全会一致でやると答えた。私たちめっちゃ仲良しじゃんか。
あれ、デジャブ。
Nakamuの家で一通り遊び終えて帰ってきた。お父さんはやっぱり帰ってきていないらしい。
忙しいって言ってたしなぁ…今回の忙しいは何となく長引きそうだな。うん。
｢お母さんただいま。今日からはお父さんいないから静かで平和な夜だよ｣
写真の中のお母さんは、私が最後に見た記憶のものと同じだった。
寂しくはないよ、ちゃんと愛されてたの知ってるし。
｢…ラーメン食べよ｣
朝、インターホンが鳴ったので覗いたらきりやんが一人で佇んでいました。
｢…なんなん君、来るのはや過ぎない？｣
｢お腹すいたから朝ごはん食べに来た｣
｢きゃんゆーすぴーくじゃぱにーず？｣
｢お邪魔します｣
｢邪魔するなら帰って〜｣
｢ヤダ｣
｢乗れよオイ｣
ダメだこの金髪野郎。人の家にずかずか入り込みやがって。
｢…鮭とご飯でいい？｣
｢食べさせてもらう側だし、なんでもいいよ｣
｢微妙な気遣いやめろし｣
…何気に、お父さん以外の人にご飯作るの初めてかも。
2人分の朝ごはんをテーブルに持っていく。
｢…なぁに見てんの？｣
｢…Aのお母さん、亡くなってたんだ｣
何も答えずにお皿をテーブルに乗せていく。
｢小さい頃にね、お母さん体が弱くて｣
｢ふぅん……｣
深入りしようとしないところは、コイツのいい所なのかな。
｢…え、なんでマヨネーズ置いてあるの？｣
｢だぁもう、美味いんだってば！騙されたと思って食べてみ？｣
顔を顰めながらマヨネーズをシャケにかけて、一口だけ食べた。
｢…あ、美味｣
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素敵帽子(プロフ) - 初コメ失礼します。夢主ちゃんかっこよい。クラスの人たちいい人すぎないか？流石に好き。最&高ですわ (8月19日 4時) (
レス) @page28 id: 2970d95ac0 (このIDを非表示/違反報告)
すん - 初コメ失礼します。好きでs（（殴 (2022年10月3日 16時) (レス) @page36 id: 4e91283124 (このIDを非表示/違反報告)
りす - 夢主ちゃんがほんとに自分みたいでお父さんの名前もうちの父親と同じなの吹きました(( (2022年2月11日 7時) (レス) @page36 id: e4d1b8e741 (このIDを非表示/違反報告)
紺 - 夢主カッコいいな (2021年9月7日 21時) (レス) id: b406379d0b (このIDを非表示/違反報告)
サキ - すんごい遅れてるコメ失礼します。。少林寺拳法がでてくるとは、おもわなくてコメしちゃいました！夢主ちゃんと自分の口の悪さが似てるww (2021年7月28日 23時) (レス) id: 71dec2e12f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彼岸桜＋α
| 作者ホームページ：http://uranai
作成日時：2020年6月21日 8時
