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ページ43

『術式・強制削除』









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高辻家 Aの寝室





「ごめんね、兄さん……迷惑かけちゃって
真由美さんもごめんなさい」






兄「いいんだよ、お前が好きなように生きろ」




真由美「そうそう、私はAちゃんが元気ならそれでいいの!」





あの後、私は自分自身に術式の強制削除を行った




その術式は体に負担が大きく、その時は大量の吐血をし、体が動かなく、回復するまで1ヶ月を要する





そして私の前に居る2人は高辻家当主
高辻網羅 私の兄
そして、高辻真由美……兄のお嫁さん





兄「あと、Aの言う通り悟くんにはAと合わないよう話しておいた」




真由美「悟くん、Aちゃんの事すごく心配して毎日来てくれたの



……けど、悪いけど




Aちゃんの悲しむ姿は見たくないから





それにもう呪術師じゃないんだから
自分の生きたいように自由に生きればいいわ!
私はこれからのAちゃんを応援する、それは網羅も私も同じだから」






「ッ………………ありがとう真由美さん、兄さん」

続編→←『呪術師を辞める日』



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作者名:なた | 作成日時:2021年2月14日 21時

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