『プレゼント選びと誕生日』 ページ33
五条悟side
俺は今滅多に来ないアクセサリーショップにいる
何故かって?
それは____
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昨日の事 夏油の部屋にて
五条「お前女物の雑誌なんか見てなにしてんの」
家入「そういう趣味か」
夏油「どう言う趣味だよ……
もう少ししたらAの誕生日だろ?
去年は自分から教えてくれなかったから何もプレゼント出来なかったからね」
家入「それはあんたらだけでしょ」
五条「は、お前知ってたのかよ?!」
家入「当たり前でしょ」
夏油「という訳でAが何が好きなのか知りたいから硝子を呼んだ訳だよ、」
五条「あー、そう言う」
家入「別にAならなんでも喜ぶでしょ、それにAって物欲と言うか……全てに対して欲というものがないというか……いや、見せないのか。」
五条「んで、何あげたんだよ」
家入「美容系統……って言っても男がそんなのあげたら私なら気持ち悪くて断る」
五条「なんの役にも立たねえアドバイスだな」
家入「だからなんでもいいって言ってるでしょ、それか……いっそうのこと本人に何が欲しいか聞くか」
夏油「やっぱこう言うのはサプライズで渡したい気持ちがあるよね」
五条「…………。」
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という訳でプレゼント探しって訳
けどアイツの好みなんざ全然わかんねえし
店をぷらぷら歩き最後にはアクセサリーショップの前へたどり着いた
外には宣伝のためかいくつかのアクセサリーが並んでおり、俺はそれをじっと見つめた
そんな時、店員が俺に話しかけてきた
店員「彼女様へのプレゼントですか?」
五条「え……いや、違うんだけど……その誕生日プレゼント探してて……女の人って何が喜ぶの?」
店員「ふふっ、女性の方ですね
そうですね、きっと好みとは色々なものですけど……好みではなくその方を想いこれが似合いそう……とそんな物をお選びになってはいかがでしょうか」
アイツを想う……
五条「……」
五条「じゃ……うん、コレお願い」
俺はシンプルなネックレスを選んだ
こういう関係でネックレスとは重いかもしれない、まだブレスレット……いや、それも重いか
けど、俺にはそれがちょうどいい
綺麗に包まれた小箱を受け取り金を払い俺はその店を出た
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作者名:なた | 作成日時:2021年2月14日 21時