【d！】通常運行の異常行動。【呪鬼2】 (ページ5)

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Angel໒꒱ ページ5

『んっ…ふ…』

先生が教えてくれた”大人のキス”は深くて、長くて、愛を感じる。
少し目を開けて先生を見ると、いつもと違う目で渡しを見ていた。

「もっと舌出して？…いい子」

先生の言う通りにすると、頭を撫でてくれる。
少し息が苦しくなってきた時、扉の方から物音がした。
その瞬間視界が回り先生が上に覆いかぶさった事がわかった。
混ざりあってどっちのものか分からなくなった唾液を飲み込む。

「猿山先生〜？」

確かこの声は…ロボロだったはず。
…邪魔された、そう思いバレない程度に少し顔を歪める。

「…な〜んや、居ると思ったんやけど」

数秒間の沈黙後扉が閉められ、ロボロは去っていった。

「…もっかいするか？」

『…先生が、望むなら』

「ならもっかい」

先生の顔が近づいて、唇が触れ合う。
数秒立つと、口内に入ろうとしてくるそれを受け入れる。

『…ふ、あ…』

私を求めてる先生が可愛くて思わず手を伸ばすと気づいたのか手を握ってマットに押し付けてくる。
息が出来なくなり段々と意識が朦朧としてくる。
先生の胸らへんを軽く押すと離れてくれるあたり優しいと思う。
目を開けると私と先生の間にできる銀色の糸。
日光に照らされて綺麗だな…なんてしょうもないことを思ったり。

「…誘ってる？」

『セクハラ』

「…ちよっと酸欠になってるだろ」

『…………』

「早く言えって言っただろ？」

『先生が人工呼吸してくれるでしょ？』

「や〜んかわい〜ん」