今日:9 hit、昨日:1 hit、合計:1,252 hit
小|中|大
Prolog ページ1
『…死にたい』
学校の屋上でポツリと呟いた。
「なら、一緒に死ぬか?」
後ろから聞こえた声に、思わず振り返る。
『猿山先生…』
とても大好きな彼の姿に思わず安堵してしまった。
今から死ぬと言うのに。
『ねぇ先生、前世って信じますか?』
「前世〜?まぁあると思うぞ?」
『…私は、人間なのでしょうか』
「子供が話す話じゃないな?」
『先生は…私を救ってくれますか?』
「救えるかは分からない」
『そう、ですか…』
「でも、努力はできる」
『えっと…』
「七海、俺と生きてみないか?」
『…喜んで』
目の前の先生が今日はやけに黒く、青く輝いていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
2人がお気に入り
「wrwrd」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ