【マギ短編集】『君を/貴方を/お前を愛してる』

ちょっと行ってきます(ジャーファル) ページ5

「お前ら、またか………」


私の機嫌が悪いのを見て、王……シンドバッド様は呆れた顔を私に向けた


「………私だって喧嘩したくてしてるわけじゃないです

あっちが私に突っかかってくるんです！」


思い出しただけでもむかむかする!!


私とジャーファルさんはこの国１番と言っていいほど仲が悪い

もう私達の仲の悪さへ名物みたいなものだ


「はぁ………お前は少し素直になった方がいいと思うぞ？

自分にも、ジャーファルにもな

好きなんだろ？」



この男は私がジャーファルさんに恋心を抱いていることを知っている

というか、みんな知っているらしい


…………私ってそんなわかりやすい？



「……もう失礼しますね

逃げないでちゃんとやってくださいね！」




シンドバッドside


「もう出てきていいぞ」


そう呼びかけると、クローゼットの中からジャーファルが出てきた


「……で、どうだ？

俺の言ったとおりだろ？」



俺ははっきり言ってもどかしい

ジャーファルもAもどう見ても両想いだ

ただ２人とも素直じゃないだけで


だからこうしてジャーファルに隠れてもらったが…………



「……ジャーファル

お前もわかりやすいな

顔が真っ赤だぞ？」



俺は多分ニヤニヤしてるだろう

だが仕方ないだろ？


「うるさいですよ……シン

ちょっと行ってきます」



「おお、ちゃんと告白してくるんだぞ！」



と言ったら殴られた


まったく……世話が焼けるな




−−−−−−−−

いかがでしょうか!?

半分はシンsideにしてみましたw

リクありがとうございました!!

……可愛いなぁ(練紅覇)→←殺しちゃうね〜(練紅覇)

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