【マギ短編集】『君を/貴方を/お前を愛してる』

どちらを選ぶ？(紅炎＆紅明) ページ29

私は下女だ

主に紅炎様と紅明様の御相手をしている


本当は白龍様の担当なのだけれど、あの御方はそういった事はされないから






「こ、紅炎様……っん！」



紅炎様からの激しいキス


苦しいけど、この求められてる感は癖になる



「はぁ……ふっ、いやらしい顔だな

唆られる」



カプッと首筋や胸にキスマークを散らす


紅炎様はいつもキスマークを沢山つけている

紅明様との営みの前は特に


最近はよく噛まれ、歯形がくっきりと残ってしまう事もある



「明日の夜は紅明か……

あいつ相手では効果はイマイチだが……無いよりマシだろう」



そう呟き、また私に痕を残す





「また、兄皇様ですか……」


するりと私の肌に残る痕を撫でる

昨夜付けられたばかりなので、まだハッキリと濃く、色付いている


それを見て不機嫌になる紅明様はいつものこと


不機嫌なのに優しくして下さるから、この方は本当に優しい人だ



この方もまた、紅炎様と同じようにキスマークを付けるのが好きなようで、主に足元を重点的に付けられる



「紅明様………くすぐったいです」


「我慢してください


…………貴方を抱き潰して、私しか見れないようにしたら、どうなるんでしょうね」



何が、とは言わない

私みたいな下女には、紅明様の言葉を察することも出来ないが、わざと言わないというのは分かる


「貴方を独り占めにしたい」









私を乱暴だが、強く求めて下さる紅炎様


私を独占欲が強いが、優しい紅明様



貴方はどちらを選ぶ？



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いかがでしょうか？

リクありがとうございました!!

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