【黒バス短編集】『君を/貴方を/お前を愛してる』

当たり前だ(赤司征十郎) ページ15

今日はバレンタイン

私は愛しの彼に渡すチョコを持ち、いつも通りアタックに行く



「あっかしくーーん！

ハッピーバレンタイン♡」


そう言って抱きつこうとするが、いつもの如く避けられる

極めつけは冷めた目


そんな事されても私にはご褒美でしかない



「さぁ、赤司君……いえ、赤司様


このチョコをお踏みください！

そして私も踏んでください!!」



バスケ部みんなの冷めた目

そして無言で何も無かったように歩いていく赤司君



「………興奮する」


さすが赤司君

放置プレイだなんて………


でも諦めない！



私は走って赤司君のあとを追う




「………なぁテツ

あいつらほんとに付き合ってんのか？」


「付き合ってるとは聞いてますけど……

本人達は楽しそうだし、いいんじゃないですか？」


「でもなんだかんだ言って、赤司君ってAに甘いよね


ていうかデレデレだと思うよ」




今、私は赤司君と一緒に帰っている

もちろん手を繋いで！


チョコも無事に渡せたし、一緒に帰れるし



「ん？なんだ？」


「んー？

幸せだなぁって」


へらっと笑って繋いでいる手に少し力を入れる

すると、赤司君もギュッ握ってくれた



「……赤司君って私のこと大好きだよね」


「うるさいよ

…………当たり前だ」



−−−−−−−−−−

いかがでしょうか!?

遅くなってすみません


バレンタイン過ぎちゃいましたね(￣▽￣;)


リクありがとうございました!!

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