LIFE.38 ページ39
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「Aさん！！合宿！来てください！！って、影山が言ってました！」
「テメェゴラァ日向ァアアア！！適当なこと言ってんじゃねえぞボゲェ！！」
で、実際どっちなんですか。
その日、日向くんと影山は
私のクラスに来てそう言った
呆れて溜息をつく月島に文句を言いながら
お前も説得しろよ！
とかって言ってる
「蛍は別に私に来て欲しくないよ」
「は？別にそんなコト言ってないデショ」
プイッと顔を逸らすところに山口
月島は、うわあ、
っという顔をして山口を見る
「ツッキーは立花さんが大好きだから来て欲しいと思うよ！ね？ツッキー！！」
「お前本当に煩いんだけど」
「あ、ごめん！ツッキー！！」
悪いと思っているのか
いないのか。
山口はヘラリと笑う
「だって行っても私する事ないし」
「……相手校、リベロがスッゲェって言ってたぞ」
リベロがスッゲェ……
リベロがスッゲェ、リベロがスッゲェ…
「い、行こうかなあ……」
私に見えないような位置で
ガッツポーズを取る日向くんと影山
(あ、やられた……)
「影山は私を動かすの上手くなったねえ」
「影山飛雄だ」
いや知ってるけど……
っと思ってすぐに浮かぶ、答え
あー…
名前、ね。
「はいはい、飛雄ちゃんねえ」
＊＊＊
バスの中
バス内は結構席に空きがあったから、
私は空いている席に座った
「立花さん、隣良い？」
「いいよ」
日向の為に隣を開けて
それから話しづらそうにしている
日向くんに話題を提供する
「影山のトス打てるんだってね」
「おう！！でも俺、目瞑ってるから良く解んないんだけどね……」
「自信持っていいと思うよ」
それにキミはやっぱり、
私の思う通り他の学校の目の上のタンコブ
影山曰く、最強の囮
「立花さんも凄いよね、旭さんのボール取ってたし」
「私は凄くないよ、凄いのは……」
.
”この身体”。
っと言い掛けた声を止めて
私は適当なことを言って誤魔化す
「日向くん」
「え！？」
「クッキー作ったの、食べる？」
見た目は悪くないし
見た目だけは今までで一番上手くできた
それを日向くんは手に取って
私にお礼を言った
「ありがとう！」
「うん」
それを食べて
意外そうな顔をした日向くん
「思ってた味と違う…」
「へへっ、私料理下手くそなんだよねえ」
それを聞くと日向くんは
パアッと顔を明るくさせた
「それなら、俺が何時でも味見します！！」
.
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うい(プロフ) - 作者さんの「※終わりません」に笑いました (2016年11月2日 13時) (
レス) id: d55ca277bf (このIDを非表示/違反報告)
汐里(プロフ) - 山田花子さん» あれの何処がマネ！？花子さんのが文才高いですけど！！！？！(◎_◎;) (2015年1月28日 0時) (レス) id: 499572e2f5 (このIDを非表示/違反報告)
山田花子(プロフ) - 汐里さん» 文才！？ないないない！！それに書きかたとか殆ど汐里様のマネです()、私汐里様信者なので(((、それに私全然更新してないし(o_o) (2015年1月27日 23時) (レス) id: f0f8bd8b60 (このIDを非表示/違反報告)
汐里(プロフ) - みちみやさん» ありがとうございます！！そんなこと言ってもらえるとか光栄です！ (2015年1月26日 19時) (レス) id: 499572e2f5 (このIDを非表示/違反報告)
汐里(プロフ) - 山田花子さん» あざっす！！久しぶりです、花子さん！花子さんこそ何ですか、その文才は……！ (2015年1月26日 19時) (レス) id: 499572e2f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汐里
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/novel/
作成日時：2015年1月17日 15時
