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特権2<green> ページ5

病院に着いた。




受付も終わり、診察まち。









私はもともと体が弱い方ではなく、風邪とか、インフルエンザとかもあまりかかったことがなかった。









看「(人1)さーん、どうぞー」







貴「はーい」






診察室に入ると、そこに居たのは









直也くんだった。









直「カルテみて、びっくりしちゃった。




いきなり(人1)が来るなんて。




どうしたの?」






貴「うん、あのね。




実は、朝から体が少しだる重くて、そのまんま、仕事行ったんだけど、昼過ぎくらいから、だるさが辛いってのにかわって。」








直「そっかー。



うーん、この季節だと、インフルエンザは違うと思うし、



夏バテから来た風邪かなー」






貴「そっか。」





直「点滴うとーかー。


スグ楽になると思うよ」





貴「お願いします。」







そして、点滴の準備ができ、





点滴を始めた、








そこに直也くんもいたんだけど、




なかなか部屋から出ていこうとしない。





貴「ねぇ、直也くん。診察戻らなくていいの?」



直「うん、もう俺、今日の診察やめたー」




貴「なんで?」



直「(人1)が心配だから。



あ、それとも出てってほしい?」





貴「ううん、ここに、いてほしいな」




直「よく言えました。









こんなこと出来るのは





医者の特権ってやつだね」






貴「だね笑」







直「でも、いくら俺に心配かけたくないからって、


体のだるさとか言わないのはだめ。



俺、何のための医者なの笑」




貴「うん、ごめん。」





直「うん、もういいよ。



いーなー、ベット。俺も寝たい」






貴「ふふっ、おいで」





直「やったー!」









私たちは私の点滴が終わるまでずっと同じベットで寝てました笑









これも、医者の特権ってやつ?









Fin

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作者名:NIKO. | 作成日時:2017年8月6日 22時

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